初心者に教えるとしたら何神話を教えますか?at MIN
初心者に教えるとしたら何神話を教えますか? - 暇つぶし2ch92:,
08/06/22 20:53:35

すでに見たように、カルサグ共同体の崩壊はオブライエンの考えているよりもかなり早かった―
すなわち紀元前1万年以前であった、という可能性がある。オブライエンはカルサグの創設を紀元
前8200年ごろとしているが、それはそのころその周りにヒマラヤスギがあったからである。
だがもし、カルサグの場所がレバノンではなかったとしたら、この年代推定は根拠を失う。もし
もカルサグが紀元前9000年の災厄に襲われていたのなら、そしてそれ以前に2000年も
の間繁栄したのなら、その創設の時期は紀元前1万1500年ごろとなるだろう。

地下都市の建設もこの頃に始まったというのは、ありえない話だろうか?コリンズが紹介して
いるペルシアの伝説によれば、イマという名の羊飼いが、「ヴァー」(地下都市、もしくは砦)の建
設を神から命じられる。悪霊のもたらす冷気から人や動物を守るためである。そして20
00人の人間がその都市に入れられる。

この伝説は、カッパドキアの地下都市のことだろうか?カッパドキアとクルディスタンには強い結びつき
があり、クルディスタンとペルシアもまたそうである。後者の場合、これらの地下都市と、先の氷河
期の終わりとの間の関係が論証できることになる。

URLリンク(ja.wikipedia.org) クルディスタン

URLリンク(ja.wikipedia.org) ペルシア


それに続いて、当時の地球はもう一つの災厄に襲われた。彗星である。それは「7つの燃
える山々」に分裂し、未曾有の洪水、世界規模の火山活動を引き起こした。コリンズによれば、
「エノク書」の死海文書版には、この災厄が繁栄されている。そこでは、堕天した見張りの天
使たちは、最終的に「火、ナフサ、硫黄」によって滅ぼされることになっている。


93:,
08/06/22 21:12:39

URLリンク(ja.wikipedia.org) ナフサ
URLリンク(ja.wikipedia.org) アヌンナキ
URLリンク(ja.wikipedia.org) 大洪水
URLリンク(ja.wikipedia.org) エドフ

これに対する反論もある反論もある―本当にカルサグ叙事詩は「7つの山」に言及している
のか?カルサグ叙事詩は未完成の断片であって、長い冬と大嵐の場面(碑文8と9)で途切れ
ている。未完成の部分に何が書かれていたかはわからないのだ。たぶん碑文10と11は
今もイラクのどこかの博物館の倉庫の奥か、地面の下に埋もれているに違いない。

すでに述べたように、コリンズはエデンの「文明提供者」と中南米のヴィラコチャ神の関係を想定し
ているが、さらにそこに古代エジプトとの関係も付け加えている。つまり、彼は―私も
同意見だが―エジプト文明はファラオの時代よりも何千年も遡りうると考えているのだ。

コリンズによれば、カルサグを作ったアヌンナキには7人の評議会が居たが、エドフの「ビルディング・テキス
ト」でも、神殿や聖地の建設に携わった7人の賢人が神格化されている。グラハム・ハンコック曰く


94:,
08/06/22 21:30:59
このテキストが賢人について述べるときの文脈には、注目すべき点がある。文脈には「洪水」
のイメージが頻繁に出てくるが、この「最初の水」(そこから偉大なる原初の丘が姿を現した)
がゆっくりと引いていく姿が描かれているのだ。原初の洪水の中で、ノアの箱舟は山の頂に
停泊する。古代バビロニアの「7賢人」(Apkallu)は、伝承によると洪水の前の時代を生
きたとされ、聖なる都ウルクの壁を建設したといわれる。さらに、インドの伝承では「7賢人」
(Rishis)が洪水で生き残り、洪水以前の世界の知恵を後世の人々に残そうとしたとある。
これは偶然の一致なのだろうか?いずれの場合も、賢人たちは大洪水を生き抜いた高い文
明を持つ人々とされ、新しい時代の夜明けに、新たなる出発をしている。
ハンコックによれば、7賢人は洪水で滅びた島からやってきて、エジプトに行った。その島の住民
のほとんどはその洪水で死んだという。この島はディルムンと呼ばれ、シュメールやアッカドの神話に
登場する。これはエデンの園に極めてよく似たパラダイスである。
エドフ・テキストとピラミッド・テキストによれば、この7賢人は「ホルスに従う者Shemsu Hor」と呼ば
れている。そして彼らは、大災厄の後に世界を立て直したという。これらはいずれも中東
という狭い範囲内の話なので、エジプトの7賢人がカルサグの7評議会である可能性は低くはな
いだろう。オブライエンもコリンズも、中東のいくつかの聖地が「輝く者立ち」とのつながりを持
っていることを認識している―バールベック、レバノンのピュブロスとエーディン、イェルサレムの近くのイェリ
コ、トルコのチャタル・ヒュユク、エジプトのエドフ、そして古代シュメールのニップールである。これに関して、フレ
マスは次のように述べている―。

95:,
08/06/22 21:33:01

URLリンク(ja.wikipedia.org) バールベック
URLリンク(ja.wikipedia.org) レバノン
URLリンク(ja.wikipedia.org) ヒュプロス
URLリンク(ja.wikipedia.org) エーディン
URLリンク(ja.wikipedia.org) イェリコ
URLリンク(ja.wikipedia.org) ニップール

もしも輝く者たちが大洪水の前に測量を行っていたなら、これらの聖地はアトランティス・ブループ
リントに合致しているはずだ。パールベックの超巨石は、中東の遺跡の圧巻であるが、ジョン・アンソニ
ー・ウェストの「スピンクスの謎」に示されている通り、現代の技術者たちが世界最大のクレーンを使っ
たとしても、200トンもの物体を動かすことは困難である。だが、パールベックの超巨石は、
そんなエジプトの巨石よりも、さらに遥かに巨大なのだ。

アンドリュー・コリンズは言う。
「これらの巨石はローマの神殿と同時代のものであるというが、この中には人間が用いた建設
用石材の中で最大のものもある。重量1000トンと見積もられるものが3つもあるのだ。
トリリトンと呼ばれるこの3つの巨石がなかったとしても、その下の段に450トンと見積もら
れる巨石が6つもある。この6つの巨石はそれぞれ長さ30~33フィート(約9・15~
10メートル)、高さ14フィート(約4・3メートル)、奥行き10フィート(約3メートル)
である」

96:,
08/06/22 21:36:15


コリンズは、ローマ人がこれを作ったという説にはまったく懐疑的だ。
「この超巨石に携わった技師や建築家の記録はローマの世界の何処にもない。ローマの歴史家も
学者も何も述べていないし、これにはまつわる話すら残っていない」
これに対して、ベクア渓谷に伝わる神話では―。
「パールベックの最初の都市は、大洪水の前にカインが築いたという。カインはアダムの息子で、弟の
アベルを殺したために、神によってエデンの東、ノドの地に追放された。この砦は大洪水で破
壊され、その遥か後に巨人族によって再建された」

URLリンク(ja.wikipedia.org)  ソロモン伝説


97:天之御名無主
08/07/21 06:47:08
通報したからな

98:、
08/08/15 07:31:25
>>97

お疲れさん



99:、、、、英雄ギルガメシュの物語  、、、
08/08/15 07:38:54
スレリンク(uwasa板:638番)

歴史上、最も残虐な暴君の一人として知られるアッシュールバニパルはまた、熱心な文献記録の蒐
集家でもあった。彼は都市を征服するたびに、その地の書物をニネヴェに運んでいたのだ。そ
の結果、アッシュールバニパルは3万枚にも及ぶ粘土板を集めた。そのほとんどは魔術、悪魔祓い、
占いに関するものだった。レヤードは大英博物館に送った。

この時点で、楔形文字はまだ誰にも読めなかった。とはいうものの、イギリスの軍人ヘンリー・
ローリンソンは、すでに解読への重要な一歩を踏み出していた。ペルシアはビストゥン(ベヒストゥン)の断
崖に刻まれた碑文を写し取っていたのだ。それはペルシア王ダイレオスの命によって彫られたもの
で、古代ペルシア語、エラム語、バビロニア語(事実状のアッシリア語)の3ヶ国語で記されて
いた。

1857年、ロリンソンはアッシリア語からの翻訳を出版した。このころには彼はすでにイギリスへ戻り、大
英博物館で働いていた。そして考古学に興味を持つ紙幣彫版工のジョージ・スミスという若者が、
彼の下に働きにきていた。

1872年、ホルムズド・ラッサムから送られた大量の粘土板の山を眺めていたジョージ・スミスは、その
中に内臓占いに関する論文よりも遥かに重要なものがあることに気づいた。そこには、ニシル
の山の上に船が留まった事、その後、乾いた土地をさがすためにはとが放たれたことが書
かれていた。明らかに大洪水の物語の断片だ。


100:、
08/08/15 07:51:05
URLリンク(ja.wikipedia.org)  アッシュールバニパル
ヘンリー・ローリンソン
URLリンク(ja.wikipedia.org)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
スミスは同じものと見られる11枚の粘土板の欠片をつなぎ合わせたところ、どうやらこれは
大規模な文学作品であるらしいことがわかった。ギルガメシュと呼ばれる英雄を主人公とする
叙事詩だ。そして何よりもエキサイティングだったのは、これが世界の文学上、飛びぬけて古いも
のだということだ―聖書やホメロスの作品よりも少なくとも1000年は古い。

だが、欠片をつなぎ合わせるうちに、それがまったく不完全なものであることが明らかと
なった。洪水物語の重要な部分も、叙事詩全体の結末もなくなっていたのだ。

聖書の物語よりも古い大洪水の記事を発見した、というスミスの発表は、幅広い熱狂を引き起
こした。すぐに「デイリー・テレグラフ」紙は書けた断片の発見のために1000ポンドを提供し、
スミスはこれを得た。

かくして、考古学史上最も有名な物語が開始される。スミスはユクンジクの丘陵に赴き、作業員が
発掘を開始した。探索を書庫だけに限定したものの、それはあたかも砂漠の真ん中で1粒
の砂を探すような作業のように思われた。作業員は連日のように楔形文字の彫り付けられ
た粘土板の欠片を大量に掘り出す―だが彼の求めるものではなかった。

5日目、一つの欠片から土を落として清めたところ、彼は直ちに、そこに洪水物語の失われ
た部分に属する17行が含まれて居るのに気づいた。彼はすぐさま新聞社に電報を打ち、イギ
リスに凱旋した。間もなくイギリス人は、大ピラミッドの建造以前のシュメールの言語で語られてい
た英雄の物語を読むことが出来るようになった。

12枚の粘土板に書かれたこの叙事詩は、若き英雄ギルガメシュの物語だ。彼はウルク(あるいはエ
レク、スメリアもしくはシュメールの都)の王だが、やることなすこと不良少年のようだ。「その欲望
ゆえに、恋人の下に処女を残さぬ。戦士の娘、貴人の妻までも。だがこの男は都の守り手
であり、強く見目良く賢い」

101:、
08/08/15 07:55:39
URLリンク(ja.wikipedia.org) ホメロス
URLリンク(ja.wikipedia.org) デイリー・テレグラフ
神々は創造の女神アルルに注文する、ギルガメシュと同じくらい野蛮で手に負えない英雄を造れと。
これを聞いたアルルはエンキドウという野人を造る。彼は獣とともに荒野に棲み、草を食っている。
ある日、狩人が水のみ場でエンキドウを見て、恐ろしさのあまり凍てつく。だがこのことを父
親に告げると、老人は喜ぶ。ギルガメシュを倒す人間が現れたのだ。そこで彼は狩人に告げる、
愛の神殿へ行き、その娼婦を連れて水のみ場へ行けと。次にエンキドゥが獣たちと水を飲みに
来たとき、狩人は彼女に言う、「胸元を緩め、彼を誘え」と。

彼女は喜んで着物を脱ぎ、すぐにエンキドゥに愛の業を教えた。7日後、消耗した彼はその素早
さを失った。そして娼婦は彼をウルクへと誘った.

まもなく彼らは一人の男とであう。男の訴えによれば、ギルガメシュは強引に花嫁選びの集ま
りに入り込み、その種所を最初に奪うのだという。

その夜、花嫁が臥所で夫を待っていると、ギルガメシュが入ってくる。そのとき、エンキドゥは足
を出して彼を転倒させた。2人の英雄は怒れる雄牛のようにぶつかり合い、家は揺らいだ。
だが最後にギルガメシュがエンキドゥを投げつけると、エンキドゥは立ち上がっていった、「この世にお
前のようなものは2人と居ない」。こうして2人は抱擁し友人となった。

次の章では、2人の冒険のたびに出て、森の守り神である怪物フンババを殺す話が語られる。
その帰途、女神イシュタル(バビロニアのビーナス)がギルガメシュに恋をする。だが愚かにもギルガメシュは
彼女を拒絶し、彼女が過去の恋人たちのすべてに背を向けたように、やがて自分にも背を
向けるだろうと、という。これに激怒した女神は父である主神アヌのところへ行き、彼女の
ために(天の牛)を造ってくれるよう頼む。この獣は極めて恐ろしく、一息で何百万人も
殺してしまう。だがエンキドゥとギルガメシュは協力してこれを殺す。

102:、
08/08/15 08:10:42
URLリンク(ja.wikipedia.org) イシター
URLリンク(ja.wikipedia.org) 大洪水
URLリンク(ja.wikipedia.org) バビロニア神話
URLリンク(ja.wikipedia.org) 創世記
これを見たアネは激怒し、2人の英雄のうちのどちらかが死なねばならぬ、という。エンキドゥ
は病に倒れ、死ぬ。ギルガメシュは悲しみで気がくるわんばかりにになる。

それから立ち直ると、不死を探求する旅に出る―彼の母は女神だったが、父が人間の神
官だったため、彼もまた死を免れなかったのだ。

長いたびの末、彼はウトナピシュティムと出会う。これはバビロニアのノアというべき人物で、神々から
永遠の生命を授かっている。そしてこのとき、すなわち第11の書版において、ウトナピシュティム
は大洪水の物語を彼に語る。

―神々が人間を滅ぼそうと決意するが、ウトナピシュティムだけは生き延びさせる。なぜなら彼
は義人だったからである。ノアと同様、彼は6層の箱舟を造る様に命じられる。それはアスファル
トで防水し、そこに家族と召使全員、そして野の獣の各々を乗せよ、と。

雨が降り始め、人間はみな溺死した。7日7夜の後、洪水は引いた。船は山頂にあった。
ウトナピシュティムは乾いた土地を探すためにまずは鳩、次に燕、それから鴉を放った。鴉が戻っ
てこなかったので、ウトナピシュティムは洪水が引いたことを知った。

ウトナピシュティムは喜んで神々に香を焚いた。そこで神々は彼を不死にした。

この叙事詩の最後の章で、ギルガメシュは海に潜り、永遠の命の草を見つけ出す。だが井戸で
は水浴びをして居る間に蛇が不死の花を盗み出す―エデンの園の話に反映されている―
そしてギルガメシュは、この冒険によって疲れ果て、最後に死ぬ。

ギルガメシュの物語は、紀元前3000年以前―すなわちそれが書き留められているよりも
遥か以前―から吟遊詩人によって歌われていたものだが、多くの中東語に翻訳され、い
くつかの版が知られている。

103:、
09/04/06 22:39:06
,

104:天之御名無主
09/04/07 19:41:36
llllllll

105:,
09/06/09 09:53:00
,

106:,
09/09/05 15:28:38
,


107:天之御名無主
09/09/27 10:27:25
「ギルガメシュとエンキドゥ」に続いて「アキレウスとパトロクロス」の話を、
その次には「テーセウスとペイリトオス」や「オレステースとピュラデース」、
「ダーモーンとピンティアース」、「モイロスとセリヌーンティオス」、さらに
「アポローンとヒュアキントス」、「ヘーラクレースとヒュラース」、「ゼウスとガニュメーデース」
といった有名な念友譚を教えてやり、順次時代を追って欧州では「ネロー帝とスポルス」や
「エラガバルス帝とヒエロクレース」等々に至るまでの史話を語ってやろうぞ!!!

108:天之御名無主
09/09/28 17:02:31
up !



109:天之御名無主
09/10/11 10:30:37
UP ! !

110:天之御名無主
09/10/20 07:55:21
本日は地久節でございますよ。
たとえ平民上がりであろうと平成の皇后なのですから、
昭憲皇太后の金剛石の歌で御誕辰を寿ぎましょうぞ。
宜敷うございますね。


111:天之御名無主
09/10/21 03:08:41

ナッちゃんて最高に素敵な方ですネ~!
みんなが一目で恋煩いに陥ってしまうというのも、よく納得出来ま~す。








112:天之御名無主
09/10/25 01:15:30
諒解


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