10/04/17 22:51:12 5Z9p+MPl
梓弓引かばまにまに寄らめども後の心を知りかてぬかも
694:名無氏物語
10/04/17 22:52:25 5Z9p+MPl
梓弓弓弦取り佩(は)け引く人は後の心を知る人ぞ引く
695:名無氏物語
10/04/17 23:04:43 5Z9p+MPl
我が君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで(よみ人しらず[古今])
696:名無氏物語
10/04/17 23:07:05 5Z9p+MPl
玉かづら実ならぬ木にはちはやぶる神そつくといふならぬ木ごとに
697:名無氏物語
10/04/18 00:44:07 sYoxr49l
いざ子ども早く日本へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ
698:名無氏物語
10/04/18 02:22:52 sYoxr49l
かからむとかねて知りせば越の海の有磯の波も見せましものを(大伴家持[万葉])
699:名無氏物語
10/04/18 02:26:09 sYoxr49l
妹が見し屋戸に花咲き時は経ぬ我が泣く涙いまだひなくに(大伴家持[万葉])
700:名無氏物語
10/04/19 02:41:30 nbxR5b9/
700ゲット・・・
701:名無氏物語
10/04/19 03:39:26 AwHyHBwF
しなざかる越に五年住み住みて立ち別れまく惜しき宵かも
702:名無氏物語
10/04/19 04:46:47 AwHyHBwF
千鳥鳴くみ吉野川の川音なす止む時なしに思ほゆる君
703:名無氏物語
10/04/19 05:42:55 AwHyHBwF
去年の春いこじて植ゑし我が屋戸の若木の梅は花咲きにけり
704:名無氏物語
10/04/21 09:34:31 fdRUC4ZR
世の中を憂しと恥しと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
705:名無氏物語
10/05/09 19:04:00 Y90cO5ZB
三熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へどただに逢はぬかも
706:名無氏物語
10/05/10 17:41:31 kQM4v2c2
いにしへにありけむ人も我がごとか三輪の檜原にかざし折りけむ
707:名無氏物語
10/05/11 17:00:28 hm4ZSkVb
あさか山かげさへ見ゆる山の井の浅き心を我が思はなくに
708:名無氏物語
10/05/11 17:07:01 hm4ZSkVb
世の中を何にたとへむ朝ぼらけ漕ぎいにし舟の跡なきごとし
709:名無氏物語
10/05/11 19:59:58 hm4ZSkVb
君がため浮沼の池に菱つむと我が染めし袖ぬれにけるかも
710:名無氏物語
10/05/11 20:50:16 hm4ZSkVb
君がため山田の沢にゑぐつむと雪げの水に裳の裾ぬれぬ
711:名無氏物語
10/05/11 20:51:21 hm4ZSkVb
目には見て手には取られぬ月の内の桂の如き妹をいかにせむ
712:名無氏物語
10/05/11 20:52:25 hm4ZSkVb
黄葉する時になるらし月人の桂の枝の色づく見れば
713:名無氏物語
10/05/15 02:49:10 VE5Lq7He
筑波嶺の岩もとどろに落つる水世にもたゆらに吾が思はなくに