08/01/31 21:27:52 KXovc1MA
文机談です。
孝定 博玄という音楽家が心ならずも主命により対決させられ、
孝定が勝ちます。
その後勝った孝定が息子に激白し、
主を批判ししばらく音楽から遠ざかってしまいます。
これは息子に激白した言葉の一部です。
「この道をせぬ孝定ならば、
何事をもてか、博玄ほどの者には対揚せらるべき。
主命といひながら、面目なきことなり。」
訳がないので自分で訳しましたが、いいたい事はこんなことでいいでしょうか。
琵琶弾きの道が自分にはあるのだから、
博玄に比べられるような自分ではないのに、博玄と勝負させられてしまった。
主の命令ではあるが、辱められた。