05/08/28 15:24:18 X85NJ0oM
宿題があったのを思い出した・・・
まったくわかんないよ俺
誰か教えて
2:名無し@古文
05/08/28 15:37:43 X85NJ0oM
1:動詞の活用の種類の判断。-(1)~(21)に適語を入れなさい。
【1】ナ行変格活用(2語)
(1 )(2 )
【2】ラ行変格活用(4語)
(3 )(4 )(5 )
【3】下一段活用(1語)
(6 )
【4】上一段活用(9語)
(7 )(8 )(9 )(10 )(11 )(12 )(13 )(14 )(15 )
【5】カ行変格活用(1語)
(16 )
【6】サ行変格活用(2語)
(17 )(18 )
3:名無氏物語
05/08/28 15:41:36 fHB5ChYc
辞書引けや 以上
4:名無氏物語
05/08/28 15:46:06 B3gNJaN1
単発スレッドには回答しません!
削除依頼を出した上で、既存の質問スレッドにて質問してください!
以上
5:名無し@古文
05/08/28 15:46:53 X85NJ0oM
2:打消の「ず」をつけて見分けるもの。
【7】四段活用
未然形語尾が(19 )段音。・・・( )
【8】上二段活用
未然形語尾が(20 )段音。・・・( )
【9】下二段活用
未然形語尾が(21 )段音。・・・( )
問
次の語の活用の種類を判断して、(7)(8)(9)の下の( )に記号で答えなさい。
①受く ②起く ③咲く ④老ゆ ⑤見ゆ
⑥流す ⑦流る ⑧恨む ⑨得 ⑩植う
6:名無し@古文
05/08/28 15:48:28 X85NJ0oM
すいません、明日学校だから焦ってました。
自業自得ですよね。
辞書に全然ないんですよ、むずかしいですよね
7:名無氏物語
05/08/28 15:52:23 fHB5ChYc
文法でいうと
岩波は難しいから、小学館の古語辞書見てみ
8:名無し@古文
05/08/28 15:53:22 X85NJ0oM
7>>小学館の辞書?
探してみます。ありがとうございました。
9:名無し@古文
05/08/28 15:54:11 X85NJ0oM
~活用とか 変格とかサッパリだ。
もっとがんばっていればよかった、後悔。
10:名無氏物語
05/08/28 16:17:33 fHB5ChYc
いや、べつに日本文学科とか行かないのであれば
文法なんてやる必要ないと思うけどな。
11:名無氏物語
05/08/28 17:34:59 5v2if/py
もう手遅れかも知れないが・・・・・こちらへどうぞ(但し、このスレッドの削除依頼してからね)
スレリンク(kobun板)l50
12:冬のオイラ
05/08/29 22:57:50 H6o+0QYZ
社会科見学 ~朝日新聞ができるまで~
自虐的内容の結論を決める
↓ No
関係者に取材をすることが出来たか? ─────┐
↓Yes ↓
断定的質問で相手をミスリードできたか?─┐No 脳内ソースで記事を書く
|Yes │ |
↓ 勝手に取材内容を変えて記事を書く . |
記事を書く .| |
│ .| |
|←───────┘ |
|←───────────┘
↓
完成!!
13:てつ
05/09/13 20:20:17 A3UcfsoM
突然ですが、面白い文法(古文)の参考書をみつけた。文法(古文)が苦手な人はクリックしてみて下さい。損はしない。(本屋へ飛びます。)
URLリンク(7andy.yahoo.co.jp)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)
URLリンク(www.bk1.co.jp)
14:名無氏物語
05/10/01 21:27:35 b2omKS+C
あげとく
15:名無氏物語
05/10/27 22:07:30 Tq7uxKdE
踏ん張りの音便形を元の形にしなさい
おしえてください。おねがいします
16:名無氏物語
05/10/28 01:53:21 jzVix//u
踏まはり
17:名無氏物語
05/10/28 20:30:32 ig4YFIaX
遂に一番バカな板決定戦開始!2005年大会はパンク板が会場だ!
スレリンク(punk板)l50
色んな板にコピペ頼む!
18:124x36x248x167.ap124.ftth.ucom.ne.jp
06/06/07 04:21:03 FMWYXcq/
tes
19:名無氏物語
06/06/24 02:09:24 fvuqtnsU
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20:名無氏物語
06/06/24 02:10:33 fvuqtnsU
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21:名無氏物語
06/11/19 20:46:22 KzpSNyaV
ジンゴ
22:名無氏物語
06/11/27 17:41:42 LlBOrs0V
最下位(518位)のスレッドにカキコ!
23:名無氏物語
06/12/05 14:21:40 9pOfbD2d
ゲジンゴア
24:名無氏物語
06/12/05 22:42:44 jM74bcid
517
25:名無氏物語
06/12/09 01:33:52 rGwwW3eJ
518個
26:名無氏物語
06/12/11 12:30:45 UFFMgp2K
516コ
27:名無氏物語
06/12/13 17:23:25 P5jSOU44
515個
28:名無氏物語
06/12/14 06:04:59 Uh3x/4Uk
>>309
君は、男子競技の円盤は女子競技の円盤と厚さが同じで半径がルート
2倍であり、女子競技の円盤の空気抵抗は、男子競技の円盤の空気抵
抗のルート2倍だと推定した。
わたしは、男子競技の円盤は女子競技の円盤は相似形であり、全ての
サイズが2の3乗根倍、すなわち約1.26倍で、女子競技の円盤の空気抵
抗は、男子競技の円盤の空気抵抗の約1.26倍だと推定した。
実際の円盤投げ競技の円盤がどのような形状をしているかはともか
く、どちらの推定も、マイナス加速度の影響の差が無視できないとい
う点では一致しているのではないかね。
29:名無氏物語
06/12/14 06:12:56 Uh3x/4Uk
>>312
いったんマイナス加速度の差の影響を受けて速度差が生じたら、速度の遅い
もののほうがマイナス加速度が低かったとしても、追いつくことはありえん
よ。言い逃れはやめたまえ。
30:名無氏物語
06/12/14 14:54:57 CblLrol1
レス番おかしくないか?
頭は大丈夫か?
31:名無氏物語
06/12/15 00:34:13 6awbOPab
516個
32:名無氏物語
06/12/15 23:44:46 ys3c0eyy
517個
33:名無氏物語
06/12/17 02:25:58 3U7lWx5T
516個
34:名無氏物語
06/12/18 04:49:22 ptoyca0H
515個
35:名無氏物語
06/12/18 04:50:09 ptoyca0H
今、更新したら・・・514個に減ったwww
36:名無氏物語
06/12/18 17:51:11 qMUIY+zV
515個
37:名無氏物語
06/12/20 00:23:36 MMKt1zFa
514個
38:冬のオイラ
06/12/20 02:39:27 3MOEaG7g
暗い夜道には ∩ ∩
お前の赤い鼻が | つ 「,"|
役に立つのさ !,'っ_ ⊂_,!
○ / ・ ヽつ
| \ ▼,__;;;;;|
[二二二] (・ω・`):| 侮辱です
/⌒ヽ(..´・ω・`) (|"Ω""、)|
/ ∩3 \,,,,/[]つ | ;;;:|
| Y__:_| ヽ._;;;;;ν
\__〔__)__) U"U
39:名無氏物語
06/12/20 03:20:23 x780VupT
また、二松のお馬鹿さんにageられてしまいました。
40:名無氏物語
07/03/06 02:02:20 WWzJFYqr
下から5番目まで落ちてきたな・・・
41:名無氏物語
07/03/08 14:50:34 bdRHEiGs
ヽ=熊=ノ
( ・(ェ)・)
( ⊃┳⊃
ε(_)ヘ⌒ヽ=沼=/
( ( ^Д^)
ε ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヽフ
( ( ・ω・) ω・)
ε ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヽフ
( ( ・ω・) ( ・ω・)ω・)
ε ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヘ⌒ヽフヘ⌒ヽフヽフ
( ( ・ω・) ( ・ω・) ・ω・)ω・)
しー し─Jしー し─J し─J J
42:名無氏物語
07/03/21 16:28:12 LXbN8Odu
?
43:名無氏物語
07/03/21 16:29:12 I5WaLobq
?
44:名無氏物語
07/03/21 16:31:20 5G043B1D
45:名無氏物語
07/03/21 16:32:34 5G043B1D
46:名無氏物語
07/03/21 16:33:26 gRIM6UY7
えっ?
47:名無氏物語
07/03/21 16:34:44 gRIM6UY7
???
48:名無氏物語
07/03/21 16:37:54 r+3U3tGH
49:名無氏物語
07/03/21 16:41:14 fhteyw6h
?
50:名無氏物語
07/03/21 17:08:37 /loygjaS
50
51:名無氏物語
07/03/21 17:28:05 qqV+kSu6
?
52:名無氏物語
07/03/21 17:29:06 qqV+kSu6
?
53:名無氏物語
07/03/21 17:29:43 qqV+kSu6
?
54:名無氏物語
07/03/21 17:31:14 5fGrpIB3
55:名無氏物語
07/03/21 17:32:42 5fGrpIB3
56:名無氏物語
07/03/21 17:33:18 5fGrpIB3
57:名無氏物語
07/03/21 17:33:56 5fGrpIB3
58:名無氏物語
07/03/21 17:34:48 fQCORv0M
テスト
59:名無氏物語
07/03/21 17:36:43 fQCORv0M
もう一回テスト
60:名無氏物語
07/03/21 17:37:18 fQCORv0M
もう一回テスト
61:名無氏物語
07/03/21 17:38:31 yOwjDQpf
!
62:名無氏物語
07/03/21 17:41:52 QJcw9B/m
どうした?
63:名無氏物語
07/03/21 17:43:41 QJcw9B/m
急に・・・
64:名無氏物語
07/03/21 17:45:50 vMhRNFEw
test
65:名無氏物語
07/03/21 18:03:15 NeCQa0sh
糞スレ、乙!
66:名無氏物語
07/03/22 05:03:49 XawTAx+F
t
67:名無氏物語
07/03/22 05:04:27 XawTAx+F
t
68:名無氏物語
07/03/22 05:04:59 XawTAx+F
t
69:名無氏物語
07/03/22 05:05:34 XawTAx+F
t
70:名無氏物語
07/03/22 05:06:05 XawTAx+F
t
71:名無氏物語
07/03/22 05:06:39 XawTAx+F
t
72:名無氏物語
07/03/22 05:07:09 XawTAx+F
t
73:打ち上げ男 ◆TaBMcIMHFY
07/03/22 05:11:38 niaTrfxu
NASA
74:名無氏物語
07/04/03 03:08:49 2VCOepdd
age
75:名無氏物語
07/04/05 13:22:31 EgwdCEXF
あげ
76:名無氏物語
07/04/09 01:12:47 KesGpQAT
あげ
77:名無氏物語
07/04/15 00:00:20 wCGDyW2S
現代語訳教えてください。。。
『玉くしげ』
野大貳、純友が騒ぎのとき、討手の使ひにさされて少将にて下りけり。
おほやけにもつかうまつり、四位にもなるべき年にあたりければ、正月の加階給はりのこと、
いとゆかしうおぼえけれど、京より下る人もをさをさ聞こえず。
ある人に問へば、「四位になりたり」とも言ふ。ある人は「さもあらず」とも言ふ。
定かなること、いかで聞かむと思ふほどに、京のたよりあるに、
近江守公忠の君の文をなむ、もて来たる。いとゆかしう、うれしうて、開けて見れば、
よろづのことども書きもていきて、月日など書きて奥の方にかくなむ。
玉くしげふたとせあはぬ君が身をあけながらやはあらむと思ひし
これを見て、限りなく悲しくてなむ、泣きける。四位にならぬよし、文の言葉にはなくて、
ただかくなむありける。
78:名無氏物語
07/04/15 01:19:17 ly02mKQH
>>77
【現代語訳】
太宰府の大弐であった小野好古は、純友の乱のとき、追討使に任命されて、
右近衛少将兼任で西に下った。
朝廷にもお仕えし、四位にもなるはずの年に当たっていたので、正月の位階昇進のことが、
たいへん知りたく思われたが、都から下ってくる人がいるともほとんど聞かない。
ある人に尋ねると、「四位になった」とも言う。ある人は「そのような話もない」と言う。
確かなことをなんとかして聞きたいと思っているうちに、都からたよりがあり、
近江の守公忠の君の手紙を持ってきた。たいへん内容が知りたくて、うれしくて、開けてみると、
いろいろなことを書いていって、月日などを書いて、最後の方にこのように書いてあった。
二年の間、会わなかったあなたを、まだ五位の緋の袍のままで会う事になろうとは思わなかった
これを見て好古はこの上なく悲しくて泣いた。四位にならなかったことを手紙のことばに書かなくて、
ただこのようにほのめかしたのだった。
79:名無氏物語
07/04/17 00:47:56 vjGKuv0c
ageru
80:名無氏物語
07/05/06 21:56:53 nfavJWHD
「あり」と「散れ」の活用の行と種類と活用形を教えて下さい。
81:名無氏物語
07/05/10 21:12:00 KouKeOow
源氏物語で、
「野分たちて、にはかに肌寒き~月影ばかりぞ八重むぐらにもさはらずさし入りたる」
の部分が本文として与えられています。
設問は
1.全文の主意を40字射ないで記せ
2.この文章全体をつらぬいて流れている文学精神は、何時代のいかなる物であるかを記せ。
という問題なのですが、どなたか教えてください。
82:愛翔
07/05/10 21:38:12 h6ZQ+Nxv
沙石集の勘解由小路の地蔵の現代語訳おしえて下さい(*`・ω)/
83:名無氏物語
07/05/11 00:54:48 Y+LypGfN
>>82
『沙石集』「勘解由小路の地蔵」現代語訳 完全版
そんなに昔でない頃、勘解由小路に、ご利益のあらたかな地蔵がいらっしゃった。京中の男女がお参りにきて市をなしている。
その中に若い女房で、容姿のしなやかな感じの女房が、いつも参詣し一晩中祈願していた。また、若い法師でいつも参籠して
いたものが、この女房に好意をよせて、なんとかして親しくなりたいと思ったあまり、同じことならご本尊の霊験にかこつけて、
近づこうと計画を立てていると、この女房は、宵のお祈りをし疲れて、しばらく休んでいたが、その耳に、(法師が)「参拝の帰り
の時に、初めて会う人を頼りにせよ」と言って、引き下がって見ると、(女房は)ほのぼのと夜があけるほどに起き上がり、女の
童を起こして、急いで帰っていった。僧は、思ったとおりやりとげたと思って女に出会いに行こうとすると、履物がなくなってしま
い、探すが見当たらない。遅れてしまいそうなので、履物を片方履いて、女房が帰っていく方向を見さだめて、勘解由小路を東
にいくのだろうと思い、走り出して行ってみたが、女房はいない。
84:名無氏物語
07/05/11 00:55:23 Y+LypGfN
>>82 つづき
『沙石集』「勘解由小路の地蔵」現代語訳 完全版
この女房は、そうなるはずの運命だったのだろうか、烏丸を下っていった。暁の月を見たので、入道は馬に乗って、供の者を四、
五人ほど引き連れて出かけ、(この女房に)行き会ったのだが、女房が立ちどまって何か言いたげな様子しているのを見て、入
道は馬から降りて「何かおっしゃいたいことがありますか」と言うと、女房はたやすくは言い出さない。少し経って、女の童に取り
次いで言わせたことには、「申し上げるのは遠慮されるのですが、勘解由使小路の地蔵にここ数日来お祈り申し上げていたこと
がございますが、『この明け方の帰り道に、初めて会う人を頼りにしなさい』と、確かなお告げを頂きましたので、申し出るのも遠
慮されましたが、そうかといって申し上げないのもまた、どうかと思いまして」と言って、いかにも恥ずかしそうな様子である。この
入道は、長年連れ添った妻に先立たれて、三年になっていたが、この地蔵にお参りして、仏のお計らいに任せて、夫婦の契りを
結ぼうと思い、まだ妻も持たないでいたが、地蔵堂にお参りする道で、このようなことがあったので、あれこれ考えるまでもなく、
そのまま女房を馬に乗せて帰った。田舎に所領などを持っていて、貧しくもない武士入道であった。さて、この法師は、縦に横に
とあちこち走り、履物も片方だけはいて、汗を流し、息を切らして走りまわったけれども、どうしての女房と行き会うはずがあろうか。
世も明けてしまったので、広く色々な人に訪ねると、「そのような人は、これこれの所へいっしゃった」と言ったので、気が気でない
ままに、その家に行って「地蔵のお告げではないのだ。法師のお告げを馬鹿馬鹿しいことに信じてしまって」と騒ぐが、「これは何
者だ。狂人か」と、言う人はいるけれど、まじめに相手にする人もいない。心が濁っているのは、かいがない。信心深く仏のお言葉
だと信じて尊んだので、この女房は思い通りに願いが叶ったのだった。大聖人の方便はみごとなことであるよ。
85:愛翔
07/05/12 06:57:17 R02WrtIz
>>83>>84 ありがとうございます!!
86:名無氏物語
07/05/13 20:07:01 aatplVS4
奥の細道の市振で女性の同行を芭蕉が断ったのはなんでですか?
87:名無氏物語
07/05/15 03:59:06 f8856rFT
age
88:名無氏物語
07/05/23 03:35:50 920cOb8n
>>86
芭蕉は同性愛者だったからな。
売春婦と同行したくなかったんだろう。
89:名無氏物語
07/06/14 23:10:56 hRixyEWr
宿題です。
源氏物語の桐壺巻にて、「かがやくひの宮と聞こゆ」という部分がありますが
その「ひの宮」を、一般的には「日の宮」と解釈していますよね。
しかし、それを「妃の宮」と解釈する説があります。
それは藤壺が、女御ではなく妃という立場で入内したのではないかという推測に基づくのですが、
では、藤壺が女御でなく妃だった場合、
源氏物語全体にどのような影響を及ぼしますか?
矛盾する点はあるでしょうか??
お願いします。
90:名無氏物語
07/06/15 00:53:09 oLwJpJfb
>>89
つ「弘徽殿女御」
91:名無氏物語
07/06/15 12:21:32 /NlhSLWc
>>90
ありがとうございます。
弘徽殿女御よりも上の地位で入内することは
有り得ないということでしょうか?
他にも源氏物語全体に渡り、及ぼす影響等あればお願いします。
92:名無氏物語
07/06/15 13:13:30 b8ITtI8L
先代宇多帝4の宮とすると、1の宮は均子内親王、母は藤原胤子、2の宮は柔子内親王で母胤子、3の宮は君子内親王、母は三木広相の娘、4の宮が孚子内親王、5の宮は成子、6の宮は?7の宮は依子、他は誨子、季子の各内親王、源氏にさせられたのが順子と臣子、他に早世が一人。
93:名無氏物語
07/06/15 14:08:52 ObqjcNKi
大宝律令の「妃」という位はこの当時、すでになくなっているね。
源氏物語に出てくるのは、「中宮」「女御」「更衣」といった平安時代中期(村上天皇の頃か)
の妃の称号で、(もっとも、藤壺が賜った女院の称号は、一条天皇以降のもの)
藤壺が「妃」という位で入内したという設定はありえないんじゃないかな?
すでに父をなくし、同母兄兵部卿宮もぱっとしない親王であった藤壺の場合、
東宮母の弘徽殿女御よりもはじめから上の地位であった可能性はないと思うし、
女御は、大臣の娘や内親王も賜る高位の妃の称号だった。
この時代は、おおむね、
父大納言以上→女御として入内、立后して中宮となれる可能性あり
父大納言以下→更衣もしくはそれ以下の女官、立后する可能性なし
藤壺は、女御として入内、のちに立后して中宮になったんだと思うよ。
94:(○´▽`○)ノ
07/06/15 22:37:15 geE9Kzqo
母一尺の鏡を鑄させて、えゐてまゐらぬかはりにとて、僧を出だし立てて初瀬に詣でさすめり。「三日さぶらひて、この人のあべからむさま、夢に見せ給へ」などいひて、詣でさするなめり。
そのほどは精進せさす。
この僧歸りて、「夢をだに見でまかでなむが本意なきこと、いかゞ歸りても申すべきと、いみじう額づきおこなひて寢たりしかば、御帳の方より、いみじう氣高う清げにおはする女の、うるはしく装束き給へるが、奉りし鏡をひきさげて、
『この鏡には、文や添ひたりし』と問ひ給へば、かしこまりて、
『文もさぶらはざりき。この鏡をなむたてまつれと侍りし』と答へ奉れば、『あやしかりける事かな。文添ふべきものを』とて、
『この鏡を、こなたに寫れる影を見よ、これ見ればあはれに悲しきぞ』とて、さめざめとなき給ふを見れば、ふしまろび泣き歎きたる影寫れり。
『この影を見れば、いみじう悲しな。これ見よ』とて、いま片つ方に寫れる影を見せ給へば、御簾どもあをやかに、
几帳おし出でたる下より、いろいろの衣こぼれ出で、梅櫻咲きたるに、鶯木傳ひ鳴きたるを見せて、『これを見るは嬉しな』と、のたまふとなむ見えし」と語るなり。
いかに見えけるぞとだに、耳もとゞめず。
口語訳お願いします。
95:名無氏物語
07/06/16 06:17:08 htSwr0nH
スレリンク(kobun板:94番)
スレリンク(kobun板:118番)
マルチ小僧は死ね!
96:名無氏物語
07/06/24 13:57:25 4XMOTZfU
紫式部日記 若宮誕生 の現代語訳や解釈教えてください。お願いします・・
97:名無氏物語
07/06/24 20:59:08 fEaZblfz
>>96
・「若宮誕生」と言われても、おそらく桐壺巻でしょうが、具体的にどの箇所だかわかりません。
・長文を打ち込むのは大変な労力です。あなたは他人にその労力をタダで提供してもらおうとしているのです。
自分もそれ相応の手間をかけるのが礼儀というか、社会常識でしょう。
以上のことから、次のことが言えます。
「最低限でも、自分が訳して欲しい箇所はすべて打ち込め」
「その中で、自力では手に負えない箇所をできるだけ具体的に明示せよ。」
この二点を守れば、レスがつきやすいと思います。
あなたのような訊ね方は、このスレではもっとも嫌われます。
98:名無氏物語
07/06/24 21:18:05 ErqCz5a9
>>97
スレリンク(kobun板:122-123番)
ここをみてもわかるように、>>96はマルチで、しかも直前のレスすら読んでません
おそらく聞く耳もってないと思いますよ
99:名無氏物語
07/06/25 14:47:01 BHYMVkXJ
>>96
お前、死んでいいよ・・・
100:96
07/06/25 16:22:39 eJVfriiL
>>97
すみません。めんどいのでやっぱいいです。ありがとうございました。マルチマルチうるさいっすよ。
101:名無氏物語
07/06/29 22:15:49 cVaKlkGd
方丈記の行く皮の流れの
『無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。』
という一節があるじゃないですか。
これの訳がわかりません
どなたかお願いいたします
102:名無氏物語
07/06/29 22:34:03 rdSucvml
徒然草には色々ありますよね??
で、そのうちの一つに
『いでや、この世に生まれては…………男はよけれ。』ってやつがあるんですが、そのうちの
『人は、かたち・ありさま……………男はよけれ。』の部分の訳を教えていただけませんか?? ちなみに第一学習社の高等学校古典-古文編の教科書に載ってます。
わかる方、ヨロシクです
103:名無氏物語
07/06/30 02:06:45 +ictnKz8
>>101
「朝顔の露」の「の」を「と」に置換すれば万事解決。
朝顔も露も、どっちもはかない「無常」なもんでしょ。無常っぷりを競い合うにふさわしいじゃないか。
「の」を勝手に「と」に置き換えていいのか、と思われるかも知れないが、かまわない。
「の」という助詞はけっこういい加減な奴で、特に名詞を結合している場合、論理関係が不明確な場合が多いから、
文脈を考えて適宜意訳してかまわない。これは現代語でも事情は同じ。
例1:古ーーーいヒットソングで「夜明けのスキャット」つーのがあった。
このタイトル、一見何もおかしくないが、意味を具体的に掘り下げてみると、
夜明け「を」歌ったスキャット なのか、夜明け「に」歌うスキャット なのか。断定できる人はおるまい。
例2:ノーベル賞受賞作家・川端康成が授賞式で講演した。題して「美しい日本の私」。
原稿の英訳を仰せつかったサイデンステッカー先生、頭を抱えた。
「美しい日本」「私」の論理関係が特定できない!
仕方なくこの「の」を「and」で訳したそうな。「美しい日本『と』私」ね。
104:名無氏物語
07/07/01 05:28:34 aN8mmtNy
>>102
マルチ小僧さんへ
あちこちに同じ質問をしないでください!
それから、本文を書き込んでください!
誰もが教科書の特殊な本文を持っているわけじゃないんですから!
(中高生用に本文の改変がされている場合も多いし・・・)
105:イクイ
07/07/01 20:01:51 W9pl6y/s
鳩吹く秋の口語訳が・・・・
どなたか助けてくだされ
106:名無氏物語
07/07/01 23:25:37 J5WLje2Y
「大鏡」 道長と伊周 -弓争ひ-
帥殿の、南の院にて、人々集めて弓あそばししに、この殿渡らせ給へれば、
思ひかけずあやしと、中の関白殿おぼし驚きて、
いみじう癘応し申させ給うて、下咢におはしませど、
前に立て奉りて、まづ射させ奉らせ給ひけるに、帥殿の矢数いま二つ劣り給ひぬ。
中の関白殿、また、御前に候ふ人々も、
「いまふたたび延べさせ給へ。」と申して、延べさせ給ひけるを、
やすからずおぼしなりて、「さらば、延べさせ給へ。」と仰せられて、
また射させ給ふとて、仰せらるるやう、
「道長が家より、帝・后立ち給ふべきものならば、この矢当たれ。」と仰せらるるに、
同じものを、中心には当たるものかは。
次に、帥殿射給ふに、いみじう臆し給ひて、御手もわななくけにや、
的のあたりにだに近く寄らず、無辺世界を射給へるに、
関白殿、色青くなりぬ。また入道殿射給ふとて、
「摂政・関白すべきものならば、この矢当たれ。」と仰せらるるに、
初めの同じやうに、的の破るばかり、同じところに射させ給ひつ。
癘応し、もてはやし聞こえさせ給ひつる興もさめて、こと苦うなりぬ。
父大臣、帥殿に、「何か射る。な射そ、な射そ。」と制し給ひて、ことさめにけり。
この文で道長が呼ばれてもないのに南の院に来たのはなぜなんでしょうか?
分かる方教えてください
107:犬世継
07/07/01 23:55:14 QYmYp9Xt
>>106
ちょうどその頃、道長様は、ちとばかし不遇な時代でなぁ。
甥っ子の伊周様に官職を追い越されたり。
(道長・権大納言、伊周・内大臣)
で、野心家の道長様のことだから、気が収まらなくてなぁ。
公の場でこそ分を守って、伊周様を立てた振る舞いをなさっていたが
プライベートでは、何らご遠慮なさることなく、張り合っておられたのじゃ。
この弓競べのときもそう。特に道長様は、弓には自信がおありだったわけで、
まぁ、いわば他流試合とでも申そうか、
「招かれざる客として殴り込み、道隆・伊周めの鼻をあかしてくれようぞ」
ぐらいの意気込みでおられたに違いあるまい。たいした度胸であるよ。
こういうことにまるで気後れなさらないのが、道長様の道長様たるゆえんであろうのう。
で、首尾良く鼻を明かして見せたばかりか、願掛けまで成就なさるあたりが
さすが道長様、いみじきことよなぁ。
108:名無氏物語
07/07/02 00:37:12 kk2c1KbY
なるほど!そういうことだったんですねーすごく参考になりました!
犬世継さんありがとうございました。
109:名無氏物語
07/07/02 04:21:22 h0FqeMvO
>>105
どんな文章なんだ???
110:名無氏物語
07/07/02 14:38:15 c4R2/VLP
どなたか教えて下さい「隣にははや成人にて候」はどう訳せばいいでしょう
111:名無氏物語
07/07/02 17:07:17 rKtyKG8G
宿題の問題でわからない所がいくつかありました。
どなたか教えてください。お願いします。
「源氏物語」須磨の秋
須磨には、いとど心づくしの秋風に、海は少し遠けれど、行平の中納言の、
関吹き越ゆると言ひけむ浦波、よるよるは、げにいと近く聞こえて、またなくあはれなるものは、かかる所の秋なりけり。
御前にいと人少なにて、うち休みわたれるに、一人目を覚まして、枕をそばだてて四方の嵐を聞き給ふに、
波ただここもとに立ち来る心地して、涙落つともおぼえぬに、枕浮くばかりになりにけり。
琴を少しかき鳴らし給へるが、我ながらいとすごう聞こゆれば、弾きさし給ひて、
恋ひわびて泣く音にまがふ浦波は思ふ方より風や吹くらむ
とうたひ給へるに、人々おどろきて、めでたうおぼゆるに、忍ばれで、あいなう起きゐつつ、鼻を忍びやかにかみわたす。
1、「秋風に」とあるが、どの文節にかかるか。
ア、遠けれど イ、吹き越ゆる ウ、聞こえて
2、「かかる所」とはどのような所か。
ア、須磨のような海辺に近い人気のない所。
イ、都を遠く離れた、わびしい配所。
ウ、須磨のような風光明媚の地。
3、「一人目を覚まして、枕をそばだてて四方の嵐を聞き給ふ」とあるが、源氏の心の状態はどのようなものか。
本文中から五字以内で抜き出せ。
4、「人々おどろきて」とあるが、これと対応している箇所はどこか。
本文中から八字以内で抜き出せ。
112:名無氏物語
07/07/02 22:58:59 MwDildwz
>>111
1
・「秋風に」の「に」は「によって」の意味で解するのが一般的。
風によって、何かが「いと近く」に運ばれてくる、というわけです。
・選択肢イは、引用句の一節です。直後に「と」があるからわかります。いわば
行平の中納言の「関吹き越ゆる」と言ひけむ浦波
と表記できるわけです。地の文の一節が引用句の中を修飾するというのは、考えにくいのではありませんか?
2
・歌が引用されている在原行平は、罪を得て須磨に配流された、という伝説があります。
・加えて、源氏は何で須磨にいるのでしょうか。リゾートではありませんよね。それを考えれば答えは明らかです。
3
・眠れぬ夜は、あれこれ考え事がわいてきませんか。逆に、あれこれ物思いにふけっていると、寝付きが悪いモノです。
そういう意味の4字の単語がありますよね。
4
・問題の意味が取りにくいのですが……。係る部分(述部)を質問しているわけでもないようですし(字数に適合しない)。
「おどろく」には「目覚める」という意味があります。「みんな起きちゃった」に対応する8字以内の箇所……?
「源氏が起きちゃった」の部分かなぁ? ちょうど8字だし。しかし何か無意味だしなぁ。そんな問題。どうなんでしょう。
113:名無し募集中。。。
07/07/03 01:22:35 WVUN4mK1
うち休みわたれる、に一票
一人目を覚まして、にも対応してるといえば対応してるけど、問3の傍線部だから、ないっぽい
114:名無氏物語
07/07/03 02:10:09 ORVoUZxA
>>112,113
ありがとうございます。
1、ウ
2、イ
3、心づくし
でしょうか・・・?
3は、あはれなる、すごうなども考えたのですが・・・。
4は、自分も「対応」というのが、意味がよくわからなくて。
「うち休みわたれる」ですか。
「皆寝静まっていた」に対して「皆目覚めた」ということですか?
なるほど・・・!
115:瀬里奈
07/07/03 17:51:15 5QUA1L7G
『我は女なりけるものを』をどなたか分かりやすく現代語訳してください☆
お願いしますm(._.)m
116:名無し募集中。。。
07/07/03 19:03:52 WVUN4mK1
わたくしは女なのに
117:瀬里奈
07/07/05 13:27:06 kRjrZ86W
ありがとうございました
118:名無氏物語
07/07/05 22:02:07 IIpI0HqM
解釈が全くできない
119:名無氏物語
07/07/10 21:48:50 2byRY55f
ありとだによそにても見む、名にし負はば我に聞かせよみみらくの島
この和歌の解釈が全くできません。どなたか教えてください。
120:名無氏物語
07/07/11 00:28:59 9TXRhkfR
沙石集の歌ゆゑに命をうしなふことの和訳を知りませんか?
121:名無氏物語
07/07/11 13:26:09 qe8OUqBU
本文くらい書き込もうよ・・・
122:じいや
07/07/11 14:20:55 FEGpujw0
>>119
『蜻蛉日記』ですね。この歌の前段に、作者の母の供養にあたっている僧たちが、
「みみらくの島」についての噂話をしている箇所があります。「はっきりと見えは
するけれど近寄れば消え失せる」、亡くなった人が向かうという島です。長崎県の
福江島がそこにあたるという説もありますが、はっきりしません。
この話をそばで聞いていた『蜻蛉』の作者が詠んだのが、お尋ねの歌です。
また、「みみらく」には「耳楽」=「耳に心地よい」の意が掛けられています。
《和歌通釈》 せめて(亡き母君がそこに)いるということだけでも遠くから見てみたいものだ。
耳を楽しませるとの噂がまことならば [=その名のとおりであるならば]、(母君がそこに
いるかどうかを)私に聞かせておくれ、みみらくの島よ。
この歌意は、その後に添えられた作者の弟・長能の歌をみるとさらにはっきりします。
「いづことか音にのみ聞くみみらくの島隠れにし人をたづねむ」
(人が死後に行く所と)噂にだけは聞いているみみらくの島、
そこに隠れた母君を、何を目当てにしてさがし求めたらよいのだろうか。
お尋ねの歌は、作者の母が亡くなって十日あまり。夫に絶望し、母を追って自分も
死にたいと思う作者の心情が重ねられたものです。 この程度の説明でいいですか?
123:名無氏物語
07/07/11 18:29:11 nMxYk5DT
>>122
詳しい説明ありがとうございます。
なるほどそんな意味だったんすね。
本当にありがとうございました。
124:名無氏物語
07/07/12 17:22:33 m+E8Tptn
>>106にもある大鏡の競べ弓の部分で質問があるのですが
「前に立て奉りて、まづ射させ奉らせ給ひける」はどのような行動と
いえるか?という設問で選択肢が
1、まずは敬意を表して遇する行動 2、軽くあしらおうとする行動
3、相手の力を試そうとする用心深い行動 とあるのですが
これは1番で正しいのでしょうか?
125:名無氏物語
07/07/12 18:39:57 5OEPvCgz
【参院選】民主党から、在日コリアンの期待背負った金氏(民団幹部)が立候補…在日参政権訴え
スレリンク(newsplus板)l50
126:名無氏物語
07/07/12 21:47:10 Vo4qInk9
>>124
1が妥当。
直前にちゃんと「(道長は伊周より)下臈におはしませど」と断ってあることから判断できよう。
127:名無氏物語
07/07/13 14:38:06 95ljHVTQ
>>119 >>122
自分も同じ話の部分で悩んでいるのですが、「あはれ、いかにし給はむずらん。」
っていうのは 「あぁ、どのようになさるおつもりだろうか」って訳でいいのでしょうか?
またこの話の現代語訳がのっているHPありますか?
128:じいや
07/07/14 02:05:51 lwv4EBZM
>>127
あなたの訳でOKですよ。
夫との不和でたよりなく過ごしている作者の身の上を心配しての母親の発言ですから、
《かわいそうに、(あなたは今後)どのようにお過ごしになるつもりだろうか》、くらいで可かと。
現代語の全訳が載ったサイトは寡聞にして知りません。抄訳ならば、
URLリンク(oak.zero.ad.jp)
URLリンク(jcweb.hp.infoseek.co.jp)
など、若干ありますが、web上では分量も少なく、お探しの章段は見つからないようです。
やはり、図書館等で注釈書にあたられるのが一番だと思います。
完訳本では小学館の「新編 日本古典文学全集13 土佐日記/蜻蛉日記」ならば、
たいていの図書館には常備していますし、学校の図書室にもあると思います。
文庫ならば、講談社学術文庫や角川ソフィア文庫などに完訳本がありますが、
前者は現在在庫切れ、後者は上下2巻で\2,050と、やや割高かもしれません。
高校生(なのかな?)が入門書として、『蜻蛉』の全体像を知りたいとお考えなら、
同じ角川ソフィア文庫のビギナーズクラッシックシリーズに『蜻蛉日記(\560)』があります。
値段も手頃ですし、入試に採られる章段はほぼ網羅しているように思います。
129:名無氏物語
07/07/14 19:54:25 QTv8QTr1
源氏物語の夕顔の死の場面で源氏が「我、人を起こさむ。手たたけば山彦の答ふる、いとうるさし。ここに、しばし、近く。」とて、右近を引き寄せ給ひて
とあるんですが、何故近くに引き寄せたんですか?
130:名無氏物語
07/07/14 20:10:35 AL+FxwSk
>>129
もうちょっと文脈から自分で考えてみような。
古典だって、使われている日本語が古いだけで、
そこに描かれているのは人間模様だ。
時代によって発想や完成が違うところもあるが、普通に現代人の感覚で理解できるところもある。
というか、基本的に同じ人間だ。そのほうが多い。
自分が源氏だと考えてみよう。具体的にイメージしてみよう。
夜中。気味の悪い屋敷での一夜。ふと目覚めると、
脇で彼女が、恐怖故か、体調が悪いのか、汗びっしょりで気も失わんばかり、異常な状態である。
だれか人を呼ぶが、だれも来ない。仕方ないから自ら呼びに行こうと思う。
そんな時に、自分だったら、彼女を一人きりにほったらかしていくかよ、という話。
131:名無氏物語
07/07/14 20:49:59 QTv8QTr1
>>130
なるほどそうか!
ありがとう。これからは全体の流れからも考えるよ。
132:名無氏物語
07/07/16 21:40:32 8EWnPggX
御は読み方全部「おおん」でいいんですか?
133:名無氏物語
07/07/16 22:12:32 9bnFaZDE
>>132
「おん」もしくは「おほん」と読む場合が多いが
「み」と読む場合も少なくない。
少数だが「ご」「ぎょ」の読みをする場合もあるから、油断がならない。
修飾する語によってどの読みをするかが、慣用的に決まっている感じ。
(御気色なら「みけしき」、御達なら「ごたち」など。
「ぎょ」は漢語というか、漢字1文字音読み語につく場合に多い感じ)
ま、ふつうは「おん」「おほん」と読んでおけばいいのではないか。
高校生レベルが気を回す問題ではないと思う。
134:名無氏物語
07/07/16 22:54:53 8EWnPggX
>>133
この間のテストで間違えてから気になってしまって…
丁寧な解説ありがとうございます。
135:名無氏物語
07/07/17 18:11:11 8mvBVl7N
学校の宿題です。
口語訳が分からないので教えてください。
十訓抄
ある女房の
「かやうなる御いひたがへの常にありと聞こゆれば、げに御祈りのあるぞや」
といはれければ、
「そのために、三尺のねずみを作りて、供養せむと思ひはべる」
といはれたりける。
をりふしねずみの御簾のきはを走り通りけるを見て、
観音に思ひたがへてのたまひけるなり。
時雨さし入れよにはまさりてをかしかりけり。
長くてすいません。分かる方がいたらお願いしますっ。
136:名無し募集中。。。
07/07/18 01:30:37 F2ncDQ+U
もっと前からあるだろ全部書け
「おいお前、車が降るから時雨を中に入れなさい」
とか言っちゃう重度の言い間違い男に
「言い間違いが酷いって聞いたんだけど祈祷とかやった?」
と女がきいたら
「いやーその件なんだけど一メートルのネズミを作ってお祈りしてるんだよ」
とたまたまその時その辺を走っていたネズミと観音を言い違えて言ったという話
137:名無氏物語
07/07/18 18:04:07 Bo6D19+i
前の部分は訳してあったので書きませんでした。
口語訳、どうもありがとうございました。
138:名無氏物語
07/07/21 02:09:11 PmIUMFQF
学校で出た課題ですが、上手くいかずに感想文の様になってしまいますorz
問:『平家物語』の「序章」の構成を分析しなさい。
全体での構成でしたら何とかなるのですが、序章だけだと上手く出来なくて・・・・
ネットでの検索や文献も探したりしたのですが適したものが見つかりませんでした。
もし、分析の仕方が判る方・もしくは適した文献やサイトをご存知の方、いらっしゃいましたら教えて頂きたいです。すみませんorz
139:名無氏物語
07/08/24 22:56:05 bxlPNT1f
>>138
構成なんだから、どことどこが対句だ、ということを証明
すればよいんでは。
140:名無氏物語
07/08/25 11:18:39 DYtMJqgJ
子4つ、や丑4つ、とかの『4つ』とは現代語訳にするとどうなるのでしょうか? 子、丑はわかってるのですが・・・。
141:名無氏物語
07/08/25 19:02:48 TKJABwFN
>>140
時間などを表す単位なので、訳しようがない。
そもそも、その意味では、子四つの「子」の部分だけ取り出して訳すこともできない。
「子四つ」はあくまでも「子四つ」で一つの時数詞なのだから。
補足すれば、十二支で一日を12等分。その一つ一つを四等分して
「子一つ」~「子四つ」と称する。
つまり、30分単位の時間の切り方と考えていい。
だから、訳すとすれば、「子四つ」全体を「午前0時半ごろ」とやるしかない。
142:名無氏物語
07/08/25 22:42:43 KaMi0cXK
「の」の識別で主格同格連体修飾格体言の代用比喩の見分け方教えてください
143:名無氏物語
07/08/25 22:55:45 TKJABwFN
>>142
しかるべき参考書できちんと勉強すべき問題。
ごくごく荒っぽい、だいたいの目安は以下の通り。
・「が」に置き換えて口語訳可能→主格
・「の」の前後のフレーズを倒置するとすっきりした修飾・被修飾関係になる→同格
(例:「いと清げなる僧[の]、黄なる地の袈裟着たるが来て」→「黄なる地の袈裟着たる、いと清げなる僧が来て」
・「のモノ」「のコト」「のヒト」など、形式名詞を補って訳せる→体言代用
・「のヨウナ」と、「ような」を補って訳せる→比喩
・それ以外、フツーに「の」のまんまで訳して無問題なもの→連体修飾
144:名無氏物語
07/08/25 23:50:25 KaMi0cXK
>>143
ありがとうございます。参考書置き勉しましたorz後できちんと確認します
145:140
07/08/26 00:48:41 Xz9OOP/t
141 ありがとうございます。ただなぜ0時30分になるのかがわかりません・・・。『30分単位』だと30×4=120分で子4つは午前2時になることはないのでしょうか??何度もすみません。
146:名無氏物語
07/08/26 06:05:23 9mxZOBrA
>>145
「子の時」は、午前0時を前後にまたいだ2時間だよ。
午後11時頃から午前1時頃を指すわけだ。
その1/4だから、0時半~1時頃を指すのが「子四つ」
つーか、教科書の後ろの頁とか、古語辞典の後ろの頁とか、
学校で買わされているであろう国語便覧とか見れば
フツーに載ってることだ。このぐらいのことは。
あんまりネットに頼るもんじゃないよ。情報の信憑性がこれほど怪しいメディアはないんだから。
147:145
07/08/26 22:22:26 Xz9OOP/t
146 ありがとうございます。役立ちました。
148:名無氏物語
07/08/28 15:52:46 +h3BZWja
荒らしが立てた糞スレも、時間が経つとマトモなスレッドになる事もある。
149:名無氏物語
07/08/29 19:35:13 BY69G7Aw
すいません、文法で助動詞の意味と活用形を選ぶ問題なんですが、どうしても分かりません。
「おのれを知るを物知れる人といふべし」の、「物知れる人」の る の意味です。
私はおそらく、自発・受身・可能・尊敬 のうちのどれかだろう思っているのですが、検討がつきません。
分かる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。お願いします。
150:名無氏物語
07/08/29 20:04:26 xaWETAO4
>>149
そいつぁ、「る(らる)」じゃなくて
存続・完了助動詞「り」の連体形だよ。
「人」という体言を修飾してるから、その「る」連体形でなければならない、というのはわかるね?
で、「る(らる)」なら、連体形は「るる(らるる)」になるっしょ。
だから、訳としては、存続で解釈して「物事(の道理)をよく知っている人(理解している人・分かっている人、などでも可)」とすればよし。
ちょっとした識別豆知識。
動詞エ段音活用語尾に直に接続している「る」は「り」な。
「書ける」「詠める」「知れる」「眠れる」「せる」など、(~エる)となるやつ。
(これを文法用語でいうと「助動詞『り』はサ変の未然形・四段の已然形に接続します」となる。)
151:名無氏物語
07/08/29 20:11:49 BY69G7Aw
>>150
ありがとうございます。助かりました。もうちょっとしっかり勉強します
152:名無氏物語
07/08/30 17:03:20 uCQ4CRsS
URLリンク(multianq.uic.to)
↑
大分、増えたなwww
153:名無氏物語
07/08/31 03:19:07 4Ot0uy0e
質問なんですが「やう」と「言ひければ」の現代かなづかいにすると何て読むんですか?
154:名無氏物語
07/08/31 16:07:31 TfzSpEay
古典で、
「で」
って、接続助詞しかありませんか?
155:名無し募集中。。。
07/08/31 17:03:30 c+oqUV1s
格助詞もあるよ
156:名無氏物語
07/08/31 17:06:23 TfzSpEay
じゃあ「で」の上がいつも已然形ってことじゃないんですね・・・
157:名無氏物語
07/08/31 23:02:32 UtSar14g
みかどの使をば、いかでおろかなりせむ
で現代語訳の最後が、どうしていいかげんに扱うことができるだろうか、いや、できない。
になっているのですが、いや、できない。はなぜ訳に出るのですか?
初心者なので、どなたか教えてください。
158:名無氏物語
07/09/01 02:19:06 naCrdEg6
>>157
「いかで~む」を疑問文で解すか、反語文で解すか、という問題ですな。
疑問か反語かは、文脈が決定します。
正直、前後の文脈もなしに、出典すらなしに、その一文だけ示されても、答えようがありません。
159:名無氏物語
07/09/01 03:51:44 Sr4LvD7d
>>154-156
たしかに「で」の格助詞の用法は平安末に登場して現代に至るんだが、
高校生の勉強する古典文法に限れば「格助詞の用法はない」と言ったほうがいい。
それから、接続助詞「で」の上は已然形じゃなくて未然形。
160:名無氏物語
07/09/01 03:53:28 Sr4LvD7d
>>153 「よう」「言いければ」
161:名無氏物語
07/09/01 05:49:07 SplK+yps
3日から学校が始まるんで厨房・工房が慌て始めたなwww
162:名無氏物語
07/09/02 17:12:41 /tNbTUC9
落ちすぎage
163:名無氏物語
07/09/05 17:22:35 /lwAkJew
四条の大納言のかく何事もすぐれ、めでたくおはしますを、大入道殿、
「いかでか、かからむ。うらやましくもあるかな。わが子どもの、
影だに踏むべもあらぬこそ、くちをしけれ」
と申させ給ひければ、中の関白殿・粟田殿などは、
げにさもとやおぼすらむと、はづかしげなる御けしきにて、
ものものたまはぬに、この入道殿は、いと若くおはします御身にて、
「影をば踏まで、面をや踏まぬ」とこそ仰せられけれ。
大鏡の道長の自信です。
誰か訳を教えてください。
164:名無氏物語
07/09/06 04:18:21 NNzxQNsW
>>163
えっと、3行目の「踏むべも」は「踏むべくも」または「踏むべうも」の間違いね。
四条大納言(藤原公任)がこんなふうに何でも上手で、ご立派でいらっしゃるので、
大入道殿(藤原兼家)が、
「どうしてこんなふうにパーフェクトなんだろうね。うらやましいことだよ。
うちの息子たちは四条大納言の影ですら踏めそうもない
(まして横に並ぼうなんてとてもとても)っていうのが残念だなぁ」とおっしゃったので
(兼家の息子たちである)中の関白殿(道隆)・粟田殿(道兼)などは、
「親父は本当に(その言葉通りに)考えていらっしゃるのだろう」と、
気後れしちゃった様子で何もおっしゃいませんのに、
(同じ兼家の息子なのに道隆や道兼の弟である)この入道殿(道長)は、
(その当時は)とても若く青二才でいらっしゃったというのに、
「影なんかを踏まないけれど、そのかわり顔を踏んでやろう
(踏まずにおくものか)」とおっしゃったんですよ。
165:名無氏物語
07/09/07 17:48:32 9sUMx2BN
沙石集の貧しい母と娘の話で
かく心苦しくて住まんよりは、都にては、とてもかくても過ぎなん
何様にも終に離るべき道なれば
さあらんにつけては、孝養にてこそあらめ
の解釈をお願いします。
166:名無氏物語
07/09/07 20:05:54 O+nEqZ+m
>>164
遅くなりました
ありがとうございます
167:名無氏物語
07/09/07 22:29:56 KlvdAOYk
>>165
状況がわからんから訳せん。もっと前、できれば最初から書いてみ。
168:名無氏物語
07/09/07 23:15:33 KlvdAOYk
やっと原文をみつけたぜ。沙石集巻7-10
しかし >165 がなんで1行ずつあけて書いてるのかと思ったら
長い部分のそれぞれ別の箇所なんだよ、その3箇所は。
ちょっとひどいな。回答する漏れたちは、>>165 の教科書を持ってるわけじゃ
ないし、文脈抜きで断片的に書いたってわかるもんかよ!
>>165 が書いてない状況をかいつまんで書きながら解説すると…
京都人の貧しい母と娘が縁をたよって越後に下ったが、貧しい宿命にあるせいか、
越後でもやっぱり貧しかった。そのうち娘は、同じ京都人の念仏宗の男と結婚するんだが、
男は妻つまり娘に、
「かく心苦しくて住まんよりは、都にては、とてもかくても過ぎなん」
(こんなふうに田舎でも苦労して暮らすくらいなら、都ならば何とかして過ごせるだろう)
と京都に行こうと誘うわけだ。しかしそうすると娘は母と別れねばならないから渋る。
男はさんざん説得し、ついには母をも説得する。そこで母も娘を説得するわけだ。
「何様にも終に離るべき道なれば…」
(どうやっても最後には別れねばならない定めなんだから(つまり、一緒に住んでたって
母のほうがたぶん早く死んで別れることになるんだからってこと))
母の説得はまだ続く。「ともかく京都へ行け。京都で幸せに暮らしてもと思えば、
お母さんは安心だわよ」という話をうけて
「さあらんにつけては、孝養にてこそあらめ」
(そうとならば、(京都へ行くことこそが)親孝行であることでしょう?)
てなわけだ。ああ疲れた。こんなの部分的にちょこちょこ抜き出されたってわからんよ。
質問するときはちゃんと状況を詳しく書くように!!!
169:名無氏物語
07/09/07 23:18:20 KlvdAOYk
頭にきたせいか打ち間違えたよ。
京都で幸せに暮らしてもと思えば、→京都で幸せに暮らしてると思えば、
170:名無氏物語
07/09/07 23:26:03 TaljN6z0
>>168 は、じつはツンデレ
171:名無し募集中。。。
07/09/07 23:27:00 J9yXIFLg
頭にきてるのに答えるとかさてはおまえ仏だな
172:名無氏物語
07/09/08 06:42:52 r9TB0KAy
ありがとうございました。
今度から気をつけます。
173:名無氏物語
07/09/08 12:23:50 YpC3JCT6
仏なもんか。境涯が低いから頭に来たわけだし、スルーできなかったのさ。
漏れは古文はけっこうすらすら読めるという自信があったんだが、
今回はその自信が打ち砕かれちゃってさ。だって全然わかんなかったんだもん。
この3行が連続の文だと思ってたから、
「さあらん」の「さ」って何さしてるんだろうとか悩んじゃって。
よっぽど 167 だけ書いてスルーしようかと思ったんだが、
悩んで悩んで仕方なくなり、沙石集ひっぱり出して原文探しまくったってわけ。
これだけの苦労の結果と感情とをここにぶつけねばすまなくなったのさ。
文脈のわからん古文がいかにチンプンカンプンかがよくわかって勉強になったよ。
以後はこの手の質問はスルーするように心がけるよ。
174:名無氏物語
07/09/08 12:52:59 wQsn458s
吹いたら負け フタエノキワミああああー
スレリンク(asaloon板)
175:名無氏物語
07/09/08 15:34:42 iNOf6Ugb
文法のことで質問があるのですが、
係助詞の「こそ」「ぞ」「なん」などの強意というのは、その助詞の上の語句を強調するのですか?それとも下の語句を強調するのですか?
お願いします。
176:名無氏物語
07/09/08 16:33:09 5r61Kgsi
月花はさらなり。風のみこそ人に心はつくめれ。
の、
心はつくめれ。
って分解するとどうなりますか?
177:名無氏物語
07/09/08 16:34:36 5r61Kgsi
あと、
あはでやみにし憂さを思ひ、あだなる契りをかこち、
の
あはでやみにし
って分解するとどうなりますか?
178:名無氏物語
07/09/08 17:14:03 YpC3JCT6
>>175
上を強調する。
結びの省略っていって「ここぞ」「さてこそ」などのように係助詞の下が
省略されちゃうことがけっこうあることからも明らか。
179:名無氏物語
07/09/08 17:17:34 YpC3JCT6
>>176-177
心=名詞
は=係助詞
つく=カ行四段活用動詞「つく」の終止形
めれ=推量(または推定。文法書によりいろいろ)の助動詞「めり」の已然形
あは=ハ行四段活用動詞「あふ」の未然形
で=接続助詞
やみ=マ行四段活用動詞「やむ」の連用形
に=強意(完了)の助動詞「ぬ」の連用形
し=過去の助動詞「き」の連体形
180:名無氏物語
07/09/08 17:19:34 iNOf6Ugb
>>178
なるほど、ありがとうございます。
181:名無氏物語
07/09/08 18:14:49 5r61Kgsi
>>179
ありがとうございます。
上からに2個目の系助詞って、ぞ、なむ、や、か、こそ
いがいにもあるんですか!?
はじめてしりました
182:名無氏物語
07/09/08 19:08:07 YpC3JCT6
>>181
「は」「も」は係り結びを起こさないが、係助詞ということになっている。
183:名無氏物語
07/09/10 16:45:32 szaQQ6ol
うちとくまじきもの。えせもの。さるは、
の
えせもの
って分解するとどうなりますか?
184:名無氏物語
07/09/10 17:23:40 n+Am5SCX
>>183 名詞一語。分解不能
185:名無氏物語
07/09/10 17:27:31 szaQQ6ol
どういう意味でしょうか
186:名無氏物語
07/09/10 18:48:21 YmUdzPAO
>>185
辞書くらい引け! と一喝したいところだが、
日本国語大辞典(旧版)でも「似非物」「似非者」それぞれ4つずつ、計8つも意味があるね。
そのうちのどれかって? そりゃ文脈から判断するんだよ。
坊や、その「さるは」の後を全部ここに書いてくれたら、一緒に考えてあげてもいいよ。
なに、面倒? そんなことないよ。
その後は漢字仮名まじりでたった25字程度じゃないか。
187:名無氏物語
07/09/10 19:56:30 ruobba1+
よしと人に言はるる人よりもうらなくぞ見ゆる。
です
188:名無氏物語
07/09/10 20:11:08 n+Am5SCX
>>185 藻前みたいな香具師のこと
189:名無氏物語
07/09/10 22:30:45 MHU0H2zk
質問です。
『あま雲のたち重なれる夜半なれば神ありとほし思ふべきかは』(俊頼髄脳)
この歌の2句めって品詞分解するとどうなりますか?
「重ぬ」は動詞とするとナ行下二段活用で、「な」なんて活用はないです。
また、名詞として辞書を引いても該当するものはありません。
訳から考えると
『雨雲が重なりあって月を覆い隠している夜なので、神さまがいるとは思いもしなかった』
ぐらいの意味となり、ラ行四段活用動詞「なる」の已然形に存続・完了の助動詞「り」の連体形という気がします。
しかし「重」という名詞がない以上、それはありえません。
さらに完了の助動詞「ぬ」である可能性も考えられません。
んで結局答えにたどり着きません。
もしかすると「重」に送り仮名までひっくるめている可能性もあります。
しかし送り仮名が書いてないとわかりません。
どうなりますか?
分かる方よろしくお願いします。
190:名無氏物語
07/09/10 22:41:31 5PKbdl/v
>>189
普通に、動詞「重なる」+助動詞「り」だと考えればいいだけの話ではなかろうか。
191:名無氏物語
07/09/10 22:46:17 MHU0H2zk
重なると読まないから困ってます。
192:名無氏物語
07/09/10 23:03:38 5PKbdl/v
>>191
え? でも>>189で
>「重ぬ」は動詞とするとナ行下二段活用で、
なんて書いてあるわけだから、あなた自身「重」を「かさ(ぬ)」とフツーに訓読みしてるのでは?
「かさ(ぬ)」と読めるなら、「かさ(ねる)」だって全然無問題だと思うのだが……
で、あなたが提示している解釈でもしっかり「重ねる」と訳しているわけだし。
つーか、それ以外に、どういう読み方があり得るのか、それが興味深い。気になる。教えて。
193:名無氏物語
07/09/10 23:04:14 ruobba1+
>>188
もっとくわしく・・・
194:192の訂正
07/09/10 23:05:33 5PKbdl/v
ゴメン。192中の「重ねる」はすべて「重なる」の間違いね。
195:名無氏物語
07/09/10 23:22:45 MHU0H2zk
>>194
そうですね。自分の辞書に載ってないからといって、絶対に「重なる」と読まないわけではないです。
ちょっと辞書に対する万能みたいな思い込みがありました。
やっぱり一人で考えるにも限界はありますね。
ありがとうございます。
196:名無氏物語
07/09/11 05:21:00 6XpgYO/Q
>>195
ひょっとして高校生用の古語辞典だけしか使ってないんでは?
そういう辞典は、現代語にない語や古今異義語を載せるのが主で、
現代語とまるっきり同じ語を割愛してたりするからね。
「重ぬ」は載せても「重なる」は載せてないってこともありうるね。
いっそ普通の国語辞典を使っては?
広辞苑だっていいんだよ。あれは古語もちゃんと載ってるし、
語義の変遷を歴史順に載せてるから、
古文を読むときにはできるだけ最初に登場してる説明を読むといい。
逆に現代文を読むときには最初の説明を読むと誤解をしたりする。
(みんな案外このことに気づいていないけどね)
197:名無氏物語
07/09/11 05:32:01 6XpgYO/Q
>>187 ご苦労さん。
「えせ」って今でも「ニセ」って意味で使うだろ。
「えせもの」って要するに「ニセモノ」なんだよ。
ただ、辞書にいろいろ意味が書いているのは結局のところ
(1)どういう意味で「ニセ」なのか、
(2)「者」(人物)なのか「物」(人物以外)なのか
がいろいろあるっていうこと。
まず(2)からいくと、君が書いたように「~人よりも」とあるんだから、
これは「者」(人物)でキマリ。
次に(1)だが、「うちとく(=うち解ける、気を許す)」とか「うらなし
(=オモテウラがない、下心がない)」などとあることから
人間性、心に関して「ニセ(=ホンモノでない)」
つまり「不誠実な人」ってことでいいんじゃないか。
だから全部訳すと、
「気を許せないもの。不誠実な人。しかし『よい人』と人から言われる
ような人よりも、不誠実な人のほうが、オモテウラがない人のように
見えてしまう(っていうのが不思議よね)」
198:名無氏物語
07/09/11 15:22:56 CnFPnVwj
>>197
あぁ、なるほど理解しました!!
とても詳しい解説ありがとうございました
先生みたいです!
199:古文の初心者
07/09/12 08:25:11 1umhQXXY
私は中国人ですが日本の古典は大変興味があります。自分で少し勉強しましたが、わからない所がたくさんがあります。ここにいる皆様にとうか教えて下さい。
古文を読んでいるうちに、時々見失うような感覚がありました。その行動は誰がしますか?この話は誰がはなしますかとか。振り替えみますと、やはりわかりません、どうすればいいてしょうか?
例えば、次の文章読んでください。
又ある女有りけり。とき<”かよひけるをとこの、いつしかたえにければ心うくて、心のうちに、おもひなやみけるほどに、
その人かどをすぐることのありけるを、いへの人の、いまこそすぎさせ給へと、いひければ思ひあまりてきとたちながらいらせ給へとおひつきて、
いはせければやりかへしていりたるに、もとみしよりも、なつかしきさまにて、ことの外にみえければくやしくなりて、とかくいひけれど、
女たゞ経をのみよみて、かへりごともせざりけるほどに、七のまきの、即往安楽世界、といふところを、くりかへしよむとみけるほどに、
やがてたえいりて、うせにければわれもよりておさへ、人もよりて、とかくしけれども、やがてうせにけり。
今鏡 敷島の打聞 より
始めのところはわかりますが、この”心うくて、心のうちに、おもひなやみけるほどに”のはやはり女ですよね、でもその後のだんだん分からなくになります、その思い、話の持ち主が誰ですか?男か?女か?
とうか教えて下さい!
ありがとう ございます!
200:名無氏物語
07/09/12 09:32:39 bxtXN/3t
>>199
主語の判定に関して中国ではどう教えてるのかわからんが、
最近日本の高校生用の参考書では次のような「法則」が流行しているよ。
接続助詞「て」の前後では主語が転換することは少なく、
他の接続助詞(「ば」「に」「を」「ども」…)の前後では主語が転換することが多い。
例外も多いがかなり役立つ法則だと思うから知っておくといいよ。
昔の参考書では「敬語に注意」などと言ってたが、
敬語が主語判定の決め手になることは意外に少なく、むしろ上の法則が有効。
あとは、会話や引用の部分に「 」などの記号をつけておくこと。
引用部分は主語が変わってもおかしくないからね。
こういう作業をした上で、あとはじっくり何度も何度も読むことだね。
実例は次で示す。
201:名無氏物語
07/09/12 09:33:34 bxtXN/3t
では君のあげてる文を実例に。前の法則の
接続助詞「て」の前後では主語が転換することは少なく、
が適用できるところは○、
他の接続助詞(「ば」「に」「を」「ども」…)の前後では主語が転換することが多い。
が適用できるところは●をつけとく。
またある女がいた。ときどき女のところに通ってきた男が、
いつしか通うのが絶えてしまったので●
女はつらく思って、○心の中で思い悩んでいたところ、
その男が門の前を通過したことがあったので●
家の人(女房か?)が「いまお通りになってますよ」と言ったので●
思いがあふれて○さっと立ちながら「私の家に入ってください」と追いついて○
そう(女房なり従僕なりに)言わせたので●
男は引き返して女の家に入ったところ●
女の姿は以前に見たときよりも心ひかれる様子であって○ことさらに美しく見えたので●
男は(ごぶさたしてたのが)残念に思ってあれこれ(求愛の和歌を詠むなど)言ったのだが●
女は経典ばかりを読んでいて○返事(返歌か?)もしないうち、
「第七巻の『即往安楽世界』というところを、くりかへしよんでるな」と見ているうちに、
女はそのまま息が絶えて死んでしまった(死んでしまいそうになった)ので、●
男は自分からも女のそばによって介抱し、
従者もよってあれこれ介抱したのだが●
女はそのまま死んでしまった。
ほら、上の法則は全部適用できるだろ?
ただ、『今鏡』の解釈書持ってないから間違いもあるかもしれないのでご容赦を。
202:古文の初心者
07/09/12 12:39:08 1umhQXXY
名無氏物語さん、教えて下さって ありがとうございます!
203:名無氏物語
07/09/12 15:50:00 0pEmIFxs
>>202
君が立てた単発スレ。
削除依頼をしてください。
それが最低限のマナーですよ。
204:名無氏物語
07/09/22 17:43:48 ja3t7zVA
訳教えてください(鹿の鳴く声)
大和国に男女ありけり。年月限りなく思ひて住みけるを、いかがしけむ、女を得てけり。なほもあらず、この家に率て来て、壁を隔てて住みて、我が方にはさらに寄り来ず。いと憂しと思へど、さらに言ひもねたまず。
205:名無氏物語
07/09/22 17:51:53 ja3t7zVA
続きです。お願いします
秋の夜の長きに、目を覚まして聞けば、鹿なむ鳴きける。物も言はで聞きけり。壁を隔てたる男、「聞き給ふや、西こそ。」と言ひければ、「何事。」といらへければ、「この鹿の鳴くは聞きたうぶや。」 と言ひければ、「さ聞き侍り。」といらへけり
206:名無氏物語
07/09/22 17:55:22 ja3t7zVA
続きです。お願いします
男、「さて、それをばいかが聞き給ふ。」と言ひければ、女、ふといらけり。我がもしかなきてぞ人に恋ひられし今こそよそに声をのみ聞けと詠みたりければ、限りなくめでて、この今の女をば送りて、もとのごとなむ住み渡りける。
207:陽気な名無しさん
07/09/22 18:57:38 hWfX+WUC
連休中の課題かな。『大和物語』ですね。教科書やテキストのサブタイトルではなく、作品名(これを「出典」と言いますが…)を書きましょう。
○大和の国に、(とある)男と女がいた(そうだ)。長い年月、この上もなく(互いに)思い合って暮らしていたのだが、
どうしたことだろうか、(男は新しい)女をこしらえてしまった。さらにそれどころか、(夫婦が住んでいた)この家に連れて来て、
壁一枚を隔てて住んで、自分の(=元の妻の)方にはまったく寄りつかなくなった。(元の妻は)たいそうつらいことだと思うけれど、
まったくうらみがましいことを言ったりもしなかった。
○秋の夜長に、(元の妻が)目を覚まして聞いていると、鹿が鳴いていたのであった。(元の妻は)物も言わないで(その鹿の鳴く音を)
聞いていた。壁を隔てて(同様に鹿の鳴く音を聞いて)いた男が、「お聞きになっていますか、西隣のお方よ。」と言ったところ、
(元の妻が)「何事ですか。」と返事をしたので、「この鹿が鳴いている声をお聞きになっていますか。」と(男が)言ったので、
「おっしゃるとおり聞いております。」と(元の妻は)返事をした。 ※「音」は、ここでは「ね」と訓みます。
○男は、「さてそれでは、それ(=鹿の鳴く音)をどのようにお聞きになりましたか。」と言ったところ、女(=元の妻は)即座に返歌をした。
<私もかつてはそのように(=あの鹿のように)泣いて人(=男)に恋しく思われたことです。
今でこそ(こうして壁を隔てて)遠くで声ばかりを聞いておりますが。>
と詠んだところ、(男は)この上もなく☆心ひかれる思いがして(=☆この歌をほめて)、この新しい女を送り返して、
もとのように(二人で)、暮らし続けたということだ。
こんなもんかな。今度はしっかり自分で勉強して、判らないところを聞こうね。丸投げは厳禁ですよ。健闘を祈ります。w
208:名無氏物語
07/09/22 22:05:18 ja3t7zVA
ありがとうございます
今度はたぶんがんばります
209:名無氏物語
07/09/28 22:32:03 b/Yc7J5/
夢よりもはかない世の中を嘆きわびつつ、
って分解するとどうなりますか?
210:名無氏物語
07/09/30 17:04:51 GrHsUhY2
誰か清水好子さんの「源氏の女君」と言う本読んだことのあるひといませんか?
211:名無氏物語
07/10/01 01:23:27 ub1fKU/r
言わずもがな
ってどういうみですか?
212:名無氏物語
07/10/01 01:23:57 ub1fKU/r
ってどういういみですか?
でした
213:名無氏物語
07/10/01 12:03:20 Dl8gXE0i
>>207 「とある」なんて使わないでよ。
214:名無氏物語
07/10/01 19:10:27 B5eT0TXA
>>211
国語辞典にも載ってるんだから古文の宿題とはいえないよ。
辞書ひけ辞書。
215:名無氏物語
07/10/01 19:11:00 B5eT0TXA
>>213 なんで使っちゃいけないんだ?
216:名無氏物語
07/10/01 19:15:42 ub1fKU/r
>>214
辞書もってないんです
217:名無氏物語
07/10/01 23:12:45 V9ln9HTk
宿題で分からないのでお願いします。
波風の荒きさわぎにただよひてさこそはやすき空なかるらめ
の和歌に表された心情を説明せよ。
です。出典は建礼門院右京大夫集です。
218:名無氏物語
07/10/02 08:32:46 FcZGWpKm
>>215 そういう使い方はごく最近の誤用でしょう。辞書をひけば分りますよ。
219:名無氏物語
07/10/02 17:11:20 4QREXr/x
夢よりもはかない世の中を嘆きわびつつ、
って分解するとどうなりますか?
220:名無氏物語
07/10/03 03:01:57 FR/6tKnJ
「十月二十五日」ってどういうふうに読みます?
「十月」は「かんなづき」でわかるんですけど、「二十五日」って、
普通に「にじゅうごにち」、または「にじゅうごじつ」と読むんですか?
221:名無し募集中。。。
07/10/03 03:31:35 KO9Jygqa
はつかあまりいつか
だけど別ににじゅうごにちでもいいよ
細かいことはキニシナイ
222:名無氏物語
07/10/03 12:38:59 r/EhH3lC
222
223:名無氏物語
07/10/03 14:44:23 FR/6tKnJ
>>221 ありがとうございました!!
224:名無氏物語
07/10/03 16:01:30 J4Td0Ju/
>>219
和泉式部日記か
分解とは文法的に?
225:名無氏物語
07/10/03 17:08:29 HN6mJZLb
>>224
はい。文法的に分解してもらいたいです
226:名無氏物語
07/10/03 17:28:34 J4Td0Ju/
夢/より/も/はかなき/世の中/を/嘆き/わび/つつ
名/助/助/形/名/助/動/動/助
活用は…どうする?
227:名無氏物語
07/10/03 20:01:25 HN6mJZLb
>>226
活用は大丈夫なんですけど意味を教えて欲しいです
228:名無氏物語
07/10/03 20:29:40 J4Td0Ju/
目が覚めると夢の内容は忘れることが多い、だから「はかない夢」という言い方がある
次に、和泉式部は恋の噂が多いスキャンダラスな人だった。
「世の中」は男女の恋中という意味もあるが…ここは無難に社会とか「あの世」に対する「この世」の意味で読みたい
229:名無氏物語
07/10/03 20:48:53 J4Td0Ju/
あと諸行無常って、わかります?
極端な意味だと、命は消えやすい。
和泉式部は敦道親王という恋人に死なれた過去があるので
それを踏まえて読んでほしい…
夢よりもはかなき世の中を嘆きわびつつ…
(夢よりも不安定な、この世に失望しながら…)
嘆く=悲しくなる
わぶ=がっかりする
↑同じ意味です
ただ生きてるだけで苦しい、という経験は誰しもあると思いますが。
230:名無氏物語
07/10/03 21:04:30 HN6mJZLb
なるほどなるほど!!
最後の「つつ」は何の助動詞なんでしょうか?
231:名無氏物語
07/10/03 22:48:11 J4Td0Ju/
「つつ」は継続と反復の副助詞ですが
この文では継続。
反復は「動作に終わりがある」場合
例えば、朝がきて夜がくるとか、学校に行って帰るとか、蛇口を緩めたり締めたりetc.
ここでは、和泉式部が軽く鬱になってる状態なので、終わりのない継続。
というか反復の用例は珍しいので、迷ったら継続で大体マルです
232:名無氏物語
07/10/03 22:58:15 UTpgxZY6
>>215 辞書ひいてみましたか?
233:名無氏物語
07/10/03 23:08:24 J4Td0Ju/
失礼、接続助詞ですね。
234:名無氏物語
07/10/08 23:46:22 jMsLBURR
栄花物語の一部の現代語訳問題なのですが、きれいにやくせないのでみなさんに質問します。
いかでかかることまじらせたまはざらん という文章です。 誰か訳してください。(前後の文章が無いのでかかることの具体化はしなくて結構です。)
235:名無氏物語
07/10/09 16:14:08 yHBiEvHl
どうして、こんな(楽しそうな?)ことに参加されないのですか
「いかで」なら反語じゃないと思いますが…
あと「せ給ふ」は二重尊敬、まさか使役の意味が生きてるとは…
人物関係が不明なので、妥当な訳を選んでみました。
236:名無氏物語
07/10/09 18:14:06 qZJonzkT
言わずもがな
ってどういういみですか?
237:名無氏物語
07/10/09 19:07:09 BeKKjlP5
>>236
URLリンク(dic.yahoo.co.jp)
238:名無氏物語
07/10/09 20:23:46 qZJonzkT
「もがな」って~があればなぁ
っていみじゃないんですか?
239:名無氏物語
07/10/09 20:43:26 yHBiEvHl
~がほしい、~してほしい、という意味も
男もがな=男がほしい
言わずもがな
→言わないでほしい
→言うまでもない
古語だと、言ふも愚かなり等
240:名無氏物語
07/10/09 21:59:04 6f4SGapk
ひとにしられでいふよしもがな→言う方法があればなぁ、ってのもあるね。
なくもがな・あらずもがな→ないほうがよい・なくともよい も同類。
241:名無氏物語
07/10/10 21:45:19 ehSYzd9r
鴨長明の無名抄、おもて歌なんですが
「これをなん、身にとりてはおもて歌と思ひたまふる。」の、たまふるは謙譲語ですよね?敬意の方向は語り手から誰にですか?
242:名無氏物語
07/10/10 23:44:59 FZhPZ8Tu
>>241
下二段のたまふは、ある意味、言葉通り、典型的謙譲語。
(他の大多数の謙譲語は、正確には目的格尊敬……って、これは、分からなければ別によろしい。)
相手にへりくだって「~させていただく次第でございます、はい」とヘコヘコする感じ、と覚えておくと良い。
よって敬意の対象は、会話文なら話し相手。地の文なら、読者。
(だから、学者によっては丁寧語に分類する人もある)
243:名無氏物語
07/10/11 01:01:45 f9TwUwXp
>>242
あんまり気にしなくても大丈夫ですね!
丁寧な説明ありがとうございました。
244:名無氏物語
07/10/12 23:07:00 sqW9GE2R
訳を教えて下さい。
・さはれとのみ思ふ
・憂き世を渡るよすがをば、いかにしつらんと
245:名無し募集中。。。
07/10/13 01:09:37 JEQzQv7b
辞書で「さはれ」「憂き世」「よすが」「いかに」を引きなさい
246:名無氏物語
07/10/13 15:30:56 6uhxgueq
辞書もってないんです。
247:名無氏物語
07/10/13 21:11:52 5pRwnxao
>>246
辞書もってないならここ使え
URLリンク(dictionary.www.infoseek.co.jp)
ただし「さはれ」だけは載ってないので「さばれ」をひくこと。
248:名無氏物語
07/10/14 00:53:08 M494KTGI
源氏物語の花散里についての質問です。
花散里巻のあと、須磨巻で書かれている「花散里」という呼称は
私達が一般的に考える、麗景殿の女御の妹の三の君ではなく、麗景殿の女御その人を指している。
しかし松風巻最初の「東の院つくりたてて、花散里と聞こえし~」という文に出てくる「花散里」からは女御ではなく、妹の三の君を指している。
という内容の論文を読みました。
須磨巻での「花散里」が女御だというのは、敬語の問題などで納得がいったのですが
何故松風巻から「花散里」が三の君になるのか、理由がわかりません。
誰かお力をお貸しください。
249:名無氏物語
07/10/15 18:24:31 fTi9A2l0
無明草子のジャンルは何ですか?
250:名無氏物語
07/10/15 19:43:55 FMoRYuYz
>>248 美人姉妹=花散里ブランドと考えれば万事解決。叶姉妹みたいな。
というより、その論文中にそれについて書いてないのか? 随分片手落ちですね。
>>249 文学評論でせう。
251:名無氏物語
07/10/15 21:16:52 PEbWKIH8
>>217
お願いします。
252:名無氏物語
07/10/16 01:38:38 cmDDwVwF
>>249 念のためいうと「無名草子」ね。
「無明~」なんて書いてると中間テストで×くらうよ。
253:名無氏物語
07/10/16 01:50:01 cmDDwVwF
>>251
半月も放置されたのにまだ諦めない君っていったい……
この半月の間、君は図書館に行くということを考えなかったのかい。
とりあえず小学館の日本古典文学全集47で久保田淳先生が訳してるの掲げとくから
あとは自分で考えるんだね。
この世の動乱のために、一か所に落ち着くこともできないで、
あの人はどんなにか安らかな気持ちとてないことだろう。
254:名無氏物語
07/10/16 01:58:58 N84THpBD
>>251
源氏の追討軍に平家が追われている時に資盛を夢に見て詠んだ歌。
「戦いのさ中にいて心休まることのない資盛の境遇を思いやり、
心を痛め、心配で仕方ない心情」とかかな。
255:名無氏物語
07/10/16 02:00:39 N84THpBD
>>253
すまん教えちゃった。
256:漢人
07/10/16 03:08:50 O29rqtrr
我也鄙視滿人和你們這一點相同,滿人真正的毀了我們漢人的衣冠、文化....還有很多就不一一說了。我很是悲傷我狠不得立刻去宰光滿州人
現在我們漢人有個復興網站要是有興趣的朋友可以去觀看URLリンク(www.hanminzu.com)
257:名無氏物語
07/10/21 13:49:14 q/LurH5U
潮満ちぬ。風も吹きぬべし。
「吹きぬ」の「ぬ」ってなんですか?品詞的に
258:名無し募集中。。。
07/10/22 00:34:51 LE257MA6
助動詞
259:名無氏物語
07/10/22 19:37:04 oOukrxcJ
何の助動詞でしょうか??
260:名無し募集中。。。
07/10/23 02:20:06 oWhxfgeo
完了
辞書ひきなさいよ
261:名無氏物語
07/10/23 17:52:08 RPlcHykX
訳に、
満潮になった、風もきっと吹くに違いない
とあるんですが、完了なんですか?
262:名無氏物語
07/10/23 19:22:29 3vmCYJNl
>>257
本当に初学者のようですから少し解説しましょう。
いわゆる「完了」の助動詞「ぬ」には、細かく見ると三つの意味用法があります。
その第一は完了。あなたの書いた「潮満ちぬ」の「ぬ」がこれにあたります。
第二に強意。文法書によっては「確述・確認」としているものもあると思います。「吹きぬべし」の「ぬ」はこの用法です。
要するに「ぬ」が推量の「べし」の意味を強めているのですね。ですから訳は<キット…><タシカニ…>となります。
完了の意味を響かせた方が適切な場合もなくはないのですが、基本的に、この用法の「ぬ」には完了の意味はないと考えて構いません。
第三は「並列」です。「白波の上にただよひ、浮きぬ沈みぬ <=浮イタリ沈ンダリシテ> ゆられければ」の二つの「ぬ」のような用法です。
文法の問題としては、この並列が問われることはまずありませんから、知っておく程度でよいでしょう。
従って、257の質問については、品詞としては「助動詞」、その意味用法としては「強意」ということになります。
文法書はお持ちですか?「ぬ」の項を引けば、この程度のことは書いてありますよ。次回は自力で頑張ってみてくださいね。
263:名無氏物語
07/10/24 00:02:14 YTaUNH6n
募集中さんの凡ミス
264:名無氏物語
07/10/24 01:02:00 mkM+cxlK
帝おはしまさずなりてのち、式部卿の宮なむすみたてまつりたま
うけるを、いかゞありけむおはしまさざ
りけるころ、齋宮の御もとより、
御文たてまつりたまへりけるに、宮すんどころ、「おはしまさぬ
こと」などきこえたまうて、おくに、
しら山にふりにし雪のあとたえていまはこしぢの人もかよはず
となむありける
以上大和物語95段なのですが、齋宮の御から宮すんどころに手紙が
送られたはずなのに、なぜ「」内の手紙の内容を宮すんどころが
記しているのでしょうか?「」内は手紙の内容ですよね?
手紙の送り主である齋宮の発言でなければつじつまが合いません。
う~む謎、解説お願いします
265:名無氏物語
07/10/24 01:15:23 p2UCY9GK
>>264
ヒント。
・齋宮と式部卿宮は別人。
・本文に脱落あり? 私の手元のテキストでは
「御文たてまつりたまへるに、御息所、宮のおはしまさぬことなど聞こえたまひて」
とある。(この「宮」は式部卿宮ね)。これならわかるでしょ。
266:名無し募集中。。。
07/10/24 02:16:12 5oDl2CxL
>>263
しつれいな
これは「完了の助動詞」と答えるのがふつうです
「ぬべし」が強意の用法なのは当たり前でそんなことミスするくらいなら古文板で回答者なんてやりません
267:名無し募集中。。。
07/10/24 02:30:07 5oDl2CxL
>>264
私の手元の講談社学術文庫は「斎宮の御もとより、御文たてまつり給ひけるに、御息所の、宮おはしまさぬことなど、きこえ給ひて奥に」
簡単に言ってしまえば、斎宮は式部卿の宮の妹で、妹が兄ちゃんと交際してる御息所に最近どうよって手紙書いたわけです
それに対して御息所が「全然いらっしゃらないわ」と返信して、そこにこの和歌をつけたわけです
268:名無氏物語
07/10/24 06:54:01 BW/ecyoK
>>266
はあ? いつ誰がお前ごときに回答者サマを頼んだんだよ?思い上がってんじゃねえよ。
265の人がせっかくヒント出して本人に考えてもらおうとしてんのに、267の性急な回答ぶりは何だ?
お前、なんか勘違いしてんじゃね? 二度と来んな、このカスが!!!
269:名無氏物語
07/10/24 11:20:26 YTaUNH6n
まあまあ
でも強意を完了って答えるのはホントに普通なの?
270:名無氏物語
07/10/24 14:14:16 RmBEyMoW
高校や予備校でこういうのを「強意の助動詞」と呼んでしまうことは普通に行われていると思うが、
あくまで完了の助動詞であってこれは強意・確述の「用法」にすぎないということなら、その方が正しいような気がしてきた
271:名無氏物語
07/10/24 18:10:51 BW/ecyoK
>>266さん
262の書き込みをした者です。
たしかに、学校文法において「ぬ」は完了に分類される助動詞です。それは誰もが知っています。
しかし質問者は「吹きぬべし」の「ぬ」について、その意味用法を尋ねているのですから、
ここはやはり「強意」と答えるのが適切だと思います。
質問者は高校生だと思われますので、定期考査や入試で、この「ぬ」を完了と答えてしまったならば、
おそらく誤答とされるだろうと思います。その意味で、あなたの答えでは極めて不親切だと思います。
あなたもご指摘のとおり、「ぬべし」が強意の用法なのは学習の進んだ者には「当たり前」なのですが、
初学者にとっては決して「当たり前」ではありませんよ。何度も用例に出会って、知識として蓄積されるのです。
このスレッドの主旨は、<宿題の古文>がわからない初学者の問いに答えるものだと理解しています。
とすれば、あなたの答えでは無用な誤解を与えてしまうのではないでしょうか。
何よりも、「これは『完了の助動詞』と答えるのがふつう」だとは、少なくともぼくは全く考えていませんし、
そのように断定し強弁するあなたの発言の根拠自体、甚だ疑問に思います。できれば、ご説明願いたいと思います。
揶揄され、逆上なさったのかも知れませんが、もう一度、冷静にご自分の発言を考えてみてください。
そうでないと、「古文板の回答者」を自認なさるあなたの姿勢と見識自体が問われることになると思いますよ。
長文レス相済みませぬ
272:名無氏物語
07/10/24 20:44:13 p2UCY9GK
>>271
言いたいことはわかるが、ちょっと粘着質で、嫌なレスだね。
もっと端的に、さらっと言えるでしょう。
つねづね思うけれども、ここは掲示板なのに、まるで一対一の応酬のごとく勘違いしてしまう人、多いね。
あなたの書き込みは、レスをつける相手ただ一人だけに読まれるわけじゃない。
日本中の、不特定多数に読まれるわけだ。
問題は、相手惟一人よりも、むしろそちらの不特定多数にどういう印象を与えるか、だろう。
どれだけレスつける相手を論破しえても、
不特定多数に不快感を与えたとしたら、そりゃ、あんたの負け、ということになるよ。結果的にはね。
273:名無氏物語
07/10/24 22:02:21 qK/DcRCE
同じことが>>272にもいえるけどね。
274:名無し募集中。。。
07/10/25 01:59:17 usGHLPeX
>>271
どうでもいいですけどあなた口調がコロコロ変わるんですねw
まあ今考えると強意と言った方が良かったかな
でも詠嘆けりを過去と言うことは殆どないけど強意は「完了」「完了(強意)」表記はザラだよ
回答者サマとか自任とか大げさなことではなくこれに凡ミスよばわりはないでしょと
275:名無氏物語
07/10/26 16:52:10 mLnwzoX5
泣くめれど、(泣くように見えるけれど、)
の文法の解説をお願いします。
276:名無し募集中。。。
07/10/27 01:33:00 +T4g+2qd
文法の解説って何をするの?
277:名無氏物語
07/10/27 15:36:46 yQZ0XMhN
すいません誰か
大鏡~時平と道真~
の訳を教えていただけませんか?
278:名無氏物語
07/10/27 22:24:10 ly6fUZvR
>>275
辞書で「泣く」「めり」「ど」の解説をそれぞれ熟読すること。
>>276
安易な全文訳要求は、まず相手にしてもらえないと思いましょう。
なんで見知らぬ他人に、タダでそこまでの労力をかけねばならんのか、考えてみるがよいでしょう。
入力するだけで、とんでもない手間ですよね。
逆に言うならば、あなたは、赤の他人にそこまでのサービスをしたことがありますか? 進んでできますか?
ということです。
279:278の訂正
07/10/27 22:25:28 ly6fUZvR
>>278
アンカー間違えました。>>276ではなくて>>277でしたな。失礼。
280:名無氏物語
07/10/28 03:09:20 Z2x0mRh7
>>275
泣く=カ行四段活用動詞「泣く」終止形
めれ=推定の助動詞「めり」已然形
ど=逆接確定の接続助詞「ど」
281:280
07/10/28 03:24:30 Z2x0mRh7
すまそ。「逆接確定」なんて書かずに単に「逆接」の方がいいかもわからんね
282:名無氏物語
07/10/29 19:51:33 NmYsXv4D
>>280
ありがとうございました。
283:280
07/10/30 02:03:03 b+h9q4AH
どういたしまして。役立ったかな。頑張ってください。
>>269>>270
・大学入試や一般的な文法問題集では、基本的に強意の用法の時は「強意」と答えないとマルがもらえないと思った方が良い。(△くらいは貰えるかも)
・ただ、本来は強意の用法のはずなのに、選択肢に完了しか無い、という時はけっこうある。そういう時は仕方なくそれを選ぶ。
で ほぼ間違いないと思われます。
284:名無氏物語
07/11/04 20:28:46 AJcCMjCh
URLリンク(oak.zero.ad.jp)
この小野の雪の問題がわからないんですが、
「右馬頭の「枕とて~」の歌を、親王は逆手にとって理解したというふしがあります。
親王はどのように理解したのか具体的に書きなさい」
という問題です。
これどなたか分かる方いないでしょうか(´・ω・`)
285:名無氏物語
07/11/04 21:36:02 +Ald2N6b
>>284
まず、状況の確認。
馬の頭は帰りたい。親王は帰したくない。これを頭に置いておいて。
歌の前半を直訳すると「草枕を準備したくないのですが」となる。
草枕とは、旅寝の意味。つまり馬の頭が親王のもとに外泊すること。
馬の頭の真意「今夜はここで寝たくないのです(外泊せず帰りたいのです)が……」
親王の(意図的?)曲解「寝たくない? そーか、徹夜でここで飲むつもりか。よっしゃ、それなら私もつきあうぜ!」
→「親王、大殿ごもらで明かし給うてけり。」
ということなのかと私は推測しますが。他の意見も聞いてみたいところです。
286:名無氏物語
07/11/04 23:23:15 AJcCMjCh
>>285
あーやっとわかりました!ありがとうございました
287:名無氏物語
07/11/05 00:43:46 fkeFnG8A
訳教えてください
沓冠折句のうたというものあり。十字あることを、句の上下に置きて読めるなり。
「合わせ薫き物少なし。」といへることを据ゑたる歌、
逢坂も 果ては行き来の 関もゐず 訪ねては来ば来 来なば帰さじ
これは、仁和の帝の、方々に奉らせ給いたりけるに、みな心も得ず、
返しどもを奉らせ給ひ足りけるに、広幡の御息所と申しける人の、
御返しはなくて、薫き物を奉らせたりければ、
心あることにぞおぼしめしたりけると、語り伝へたる。
「をみなへし・花薄」といへることを、据えてよめる歌、
小野の萩 見し秋に似ず 成りぞ増す 経しだにあやな しるしけしきは
これは、下の花薄をば、逆さまに読むべきなり。これも一つの姿なり。
288:名無氏物語
07/11/05 01:43:39 00lPXnzc
沓冠折句のうたというものがある。十字あることを句の上下に置いて詠んだものだ。
「合わせ薫物少し」ということを据えた歌
逢坂の関も最後にはとがめる関守もいない。訪ねてくるなら来なさい。
来たら帰さないよ
これは仁和の帝がいろいろな方に歌を差し上げなさったところ、
みなその真意が分からず返歌を差し上げなさったのだが、広幡の
御息所と申し上げた方が、返歌はせずに、薫物を差し上げなさった
ので、(帝は)風情の分かる方だとお思いになったと、語り伝えて
いる。
「をみなへし・花薄」ということを据えて詠んだ歌
小野の萩はかつて見た秋に似ずいっそうまさっていることよ。
その様子がはっきりしていて、時間の経過したのでさえ妙な感
じがする。
これは、下の花薄を逆さに詠むべきである。これも一つの姿で
ある。
289:名無氏物語
07/11/05 01:49:42 00lPXnzc
「折句」は五七五七七の句のはじめ、「沓冠」は句のはじめとおわり
の字をつなげて読むと隠されたことばがみつかる技法
逢坂も
果ては行き来の
関もゐず
訪ねては来ば来
来なば帰さじ
↓
あ○○○も
は○○○○○の
せ○○○す
た○○○○○こ
き○○○し
290:名無氏物語
07/11/06 18:49:24 ARl2mrPZ
日本書紀の訳が欲しいんです。お願いします。
291:名無氏物語
07/11/07 01:13:14 1oaV3fz0
>>290
URLリンク(www.loops.jp)
292:名無氏物語
07/11/17 21:34:05 YQbV3s2p
宿直
の読み方を教えてください
293:名無氏物語
07/11/17 23:26:17 4AadjT5N
とのい
294:名無氏物語
07/11/18 16:57:34 sNmS/z+F
>292
パン
茶
295:名無氏物語
07/11/22 02:38:13 Dr7Wfm3M
蜻蛉日記 うつろひたる菊 より
うたがはしほかに渡せるふみ見ればここやとだえにならむとすらむ
どなたか、この訳を教えてください。
最後の辺りをどう訳したらいいのかがよくわかりません・・・。
お願いします。
296:名無氏物語
07/11/23 22:20:29 UDhFKSml
>>295
信じられない 余所様に渡される 手紙を見れば ここで途切れることに なるだろう
前後を知らんから何とも言えんが
297:名無氏物語
07/11/24 01:27:06 zLIHu77M
>>295
あなたが他の女に宛てた手紙を見ると、
私の所への訪れは途絶えてしまうのだろうかと疑わしく思われる
兼家が町の小路の女に宛てた手紙を見つけた時の歌だったような
298:名無氏物語
07/11/24 11:35:30 ID7xWf83
なずらひきこゆべき人なし
この訳を教えて下さい。
299:名無氏物語
07/11/24 13:22:16 H73my3t5
引き比べ申し上げられる人は(他に)いない。つまりその人が最高ってこと。
300:名無氏物語
07/11/24 14:03:26 ROzGqSxs
・野に伏す
・猶軍
とは、それぞれなんですか?
301:名無氏物語
07/11/28 18:34:32 MEO9oRcQ
かくてしばしも生きてありぬべかんめりとなむおぼゆる。
って、どう品詞分解したらいいですか??
302:名無氏物語
07/11/28 20:52:23 cyN0dv5e
おほかたに仕うまつり
ご覧ぜられむはをかしうもありなむかし
訳してください。
303:名無氏物語
07/11/30 23:47:10 u06LmezD
>>301
かくて/しばし/も/生き/て/あり/ぬ/べかん/めり/と/なむ/おぼゆる
伝聞推定の「らし」「めり」「なり」は撥音便を形成するためにべしの連体形が「べかん」となる、だから一単語
304:名無氏物語
07/12/01 11:42:49 QasZ1EOA
古文書を読んでるのですが、以下の意味が分りません。教えてください。
藤五郎御番所明き可申候間、其許くり合わせ、可然様可申付候事。
305:名無氏物語
07/12/01 17:35:58 QtcGLC0j
>>303
どういうやくになりますか?
306:名無氏物語
07/12/01 21:45:42 FY0D56Bf
私は女らしくありたい
上の ありたい を古文にするとどうなりますか
307:名無氏物語
07/12/01 21:47:12 Zp6Qq7m2
>>304
その一行だけじゃ意味不明なんじゃないの?もっと広い範囲を引用しなくちゃ。
何時ごろのどういう文書というような情報も必要。
308:名無氏物語
07/12/02 10:52:31 mDXqSc95
>>306 あらまほし
309:名無氏物語
07/12/02 12:19:16 2V78l4v4
>>305
これでしばらくは生きていることができそうだ、と思われる
303ではないけど
310:名無氏物語
07/12/02 18:58:54 Zzy4ivi1
佐藤だなw
311:名無氏物語
07/12/05 15:50:40 aGXHNDHx
源氏物語の始めから藤壺の入内までの流れを教えて下さい。m(_ _)m
312:名無氏物語
07/12/05 16:15:38 Jz/AZdug
更級日記~門出~の最後に出てくる以下の歌はなんと訳したら良いですか?
朽ちもせぬこの川柱残らずは昔の跡をいかで知らまし
age
313:名無氏物語
07/12/05 21:42:39 OS6TJGbY
伊勢物語の東下りと芥川の日本語訳きぼんぬ
314:名無氏物語
07/12/06 00:21:08 tTEboLx8
真剣に回答してもらいたいと思われる質問は無いみたいですね。
以上。
315:名無氏物語
07/12/06 07:01:45 xLxl/njA
腐りもしないこの川柱がもし残っていなかったら、昔の(橋の)跡をどうして知ることができようか、いや知ることはできなかっただろう。
でどうだ。
316:名無氏物語
07/12/08 11:23:33 nmG8JBMA
大鏡 太政大臣道長
省略 思ひがけずあやしと、中関白殿思し驚きて、
いみじう饗応しまうさせたまひて、下臈におはしませど、
前にたてたてまつりて、まづ射させたてまつらせたまひけるに、省略
という文がありますが、
1.思ひがけずあやし と思ったのは道隆(父)だというのは間違いないとおもいますが、
何があやしとおもったのでしょうか?道長が来たことでしょうか?
2.いみじう饗応しまうさせたまひて、とありますが、道隆が道長をもてなしたのでしょうか?
理由はなぜでしょうか?思ひがけずあやしとおもったからでしょうか?
もしそうなら思ひがけずあやしとおもったらなぜもてなししたのでしょうか?
単に礼儀やしきたりの類でしょうか?
3.下臈におはしませど、の下臈は道長でしょうか?
細かい内容ですが、訳みてもわかりませんでした、教えてください。
317:名無氏物語
07/12/08 12:55:21 y+Ucwfas
>>316
1 突然きたからかもしれない、そこは前文の流れをみないと分からない
2 しきたりだと思う
3 おそらく道長
318:名無氏物語
07/12/08 23:44:16 5yuRvSZx
伊勢物語の東下りで第九段をやってるんですが、已然形+「ば」とかいうのって何を表してるんでしょうか?
319:名無氏物語
07/12/08 23:54:39 pGJbjf9y
>>316
このスレの>>107あたりで近い話題が既出だよ。まず一通り目を通して、自分で考えてな。
その上で質問を書き込み給え。
特にこの場面は、大鏡でも有名な箇所だ。
>>317も、この質問について「前後を見なければわからない」は、ちと恥ずかしいぜよ。
320:名無氏物語
07/12/09 00:10:57 ikPPK9Bh
>>319
受験生として勉強が足らなかったみたいだ、すまない
321:名無氏物語
07/12/09 16:37:46 hRGv54eL
質問なんですけど
からしの意味ってなんですか?
322:名無氏物語
07/12/09 19:49:53 ikPPK9Bh
>>321
辛し を からし と読んでる…?
323:名無氏物語
07/12/09 22:30:36 hRGv54eL
>>322
意味を答えなさい。
って問題でひらがなでからしって書いてありました。
324:名無氏物語
07/12/09 23:26:16 BYNSKjxs
>>323
古語辞典を引けば一発解決する問題だ。
というわけで、辞典を引きなさい。
つーか、辞書を引けばすむ問題については、まともなレスは、普通つかない。
>>322
「辛し」を「からし」と読むに当たって、何か問題が?
万葉集の時代から用例があるぞ。
325:名無氏物語
07/12/10 01:40:42 EJ2zDC7m
>>319
>>316です、遅くなりましたが、ありがとうございます。
なんとなく全部繋がったと思います。
326:名無氏物語
07/12/12 12:24:29 veyUvqF4
大和物語155段
安積山かげさへみゆる山の井のあさくは人をおもふものかは
この和歌は自殺する前の女が男に残したものですが、
誘拐されて陸奥まで連れてこられた女が
なぜ男のことを深く愛するようになったんでしょうか?
この和歌の あさくは人をおもふものかは の真意がわかりません。
327:名無氏物語
07/12/12 21:08:19 EIxiZN5H
>>326
伊勢物語などでもそうだが、この時代の物語文学で
男が女を「盗み出づ」というのは、多くの場合、現代で言うところの「駆け落ち」と考えて良い。
だからここでも、「誘拐」ではなく、「駆け落ち」と考えればよい。
その男は内舎人であった。もともと、家柄も人品もいやしからぬ若者がつくポジションである。
いや、むしろ将来が期待できる貴公子、といってよい。そんな若者が、
「せちにきこえさすべきことなむある(どうしても申し上げたいことがあるのです)」
と、大納言の姫君に繰り返し申し上げたのである。
何を申し上げたいのか。容易に見当がつくだろう。
しかも、その申し出に、「あやし」と言いつつも、姫君は、応じたのである。
応じて、姿を見せたのである。
未婚の姫君が男性に「見る」「会う」ことすなわち「結ばれた」ことを意味する時代だ。
内舎人に対する姫君の好意は明らかと言えよう。
328:名無氏物語
07/12/12 22:56:01 TFQ13BPe
訳をお願いします。
あまりかたじけなしやな
329:名無氏物語
07/12/12 23:39:37 veyUvqF4
>>327
どうもありがとうございます。
なるほど。なんとなくですがわかりました。
現代に生きる私のような人間からすると
ブスになったから自殺するというのもよくわからない行動だし、
かなり自分の感覚からするとおかしいとかんじてしまうんですが、
当時生きた人の感性や常識を尊重しなければわからないですね。
330:名無氏物語
07/12/13 12:32:53 xR1UUt+E
また連続で質問ですが、伊勢物語24段
梓弓の三番目の歌なのですが、梓弓というのは私と訳してあるんですが、
なぜ梓弓が私になるのかわかりません。これは覚えることでしょうか。
331:名無氏物語
07/12/14 20:29:19 NRJgdWDU
梓弓は「引く」の枕詞ですね。私という意味ではないのです。
枕詞について簡単に説明すると(知ってたらごめんなさい)
昔の和歌や文章に見られる特殊な言葉で、それ自体は意味を持たないのですが
主に和歌の語調を整えたり、下の単語を就職したりします。
そして、その枕詞のイメージに連なる特定の言葉を引き出す、という役割をします。
上の説明だとぴんと来ないかもしれないのですが、
「梓弓」は引っ張って使うものですよね。梓弓という単語を聞くと
頭の中に「引っ張られている弓」というイメージが浮かぶ。その状態のまま
引く、と言う単語を下にもっていくことで、頭の中に「引く」ということの
映像的なイメージを残したまま下の和歌のことばを鑑賞することができる、
という役割があるのです。他に、「梓弓」という
枕詞の下にもっていけることばとして「はる」「音」「いる」等があります。
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紛らわしいことですが、二番目の歌にでてくる「梓弓」は、
三番目の歌の「梓弓」とはちがって枕詞ではありません。
二番目の歌「梓弓ま弓槻弓年をへてわがせしがごとうるはしみせよ」
は、「梓弓、ま弓、槻弓、(そんな数々ある弓のように)数多い年月が流れてきた間、
私が(貴方を)愛し続けてきたように、貴方も新しい相手を愛し、幸せになってください」
と言うような訳です。
332:名無氏物語
07/12/14 20:30:46 NRJgdWDU
それを聞いて前の男の心の優しさに気づき、
あわてて引き止めた女の返歌が三番目の歌、
「梓弓引けど引かねど昔より心は君によりにしものを」です。
返歌、というのは、その名前の通り、
贈られた歌に対してお返しとして詠むものです。
和歌は大体テクニックが豊富に含まれているとウケるので、
前の歌から単語を引いて対応させるなど、色々と工夫をします。
そういうわけで前の歌から「梓弓」という言葉をひっぱってきたわけです。
そして、この歌の「梓弓」は枕詞ですので、実はたいした意味がありません。
下の「引く」ということばをもってくるためのものです。
訳しますと、
「(貴方が私を)愛していようと愛していまいと、
私の心は貴方のことをずっと想っていたのです」
つまり、「梓弓」が私なのではなく、この歌はもともと主語が無いものに
「私」という主語を脳内で補ったものなのですね。
何故、「引けど引かねど」が「愛していようといまいと」と訳されるのか
といいますと、ここはフィーリングです。心の目で感じてください。