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【音楽】オペラ「源氏物語」来月、鶴岡で抜粋公演 日本語版世界初演
2008.9.21 08:16
三木稔作曲のオペラ「源氏物語」が10月7日、山形県鶴岡市の鶴岡市文化会館で上演される。
同オペラは米セントルイス・オペラ劇場の委嘱により平成12年に英語版で世界初演され、
13年に日本初演が行われた。英語版と並行して作曲された日本語版による上演は今回が世界初演となる。
鶴岡市は、「源氏物語全講会」の創始者で、折口信夫の師である国文学の大家、三矢重松の出身地。
現在も高校の国語教諭や市民グループらが源氏物語の読書会を行っているなど、源氏物語に親しんでいる土地柄だ。
ローマ在住の指揮者、吉田裕史がそんな動きを知り、吉田と親交の深い同市出身のNPO法人日本芸術振興協会の
毛呂文紀理事長がコンサートをプロデュースすることになった。
上演は抜粋によるハイライトコンサートで行う。光源氏はバリトンの柴山昌宣、桐壷帝にバスの佐藤泰弘、
藤壷役をソプラノの三縄みどりらが演じ、中国琵琶のシズカ楊静(ヤンジン)、箏の木村玲子が出演。
オーケストラは東邦音楽大学管弦楽団。杉浦俊治・元NHKアナウンサーが講演と朗読をする。
今年は源氏物語千年紀。毛呂理事長は「源氏物語ほど素晴らしい文学はありません。
日本人が心から楽しめるオペラにしたい」と話した。問い合わせは実行委員会事務局(電)0235・22・1480。
また10月5日には、埼玉県川越市の東邦音楽大でプレコンサートが開かれ、
芥川賞作家の川上未映子を招いての講演も行われる。(電)049・235・2157。
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