01/11/01 00:59
>>9 60代以上の方と知り合いになる。すると年賀状はじめ、手紙がすべて
古文書で書かれて送られてくるので、嫌でも読めなければならなくなる。
というのは半分冗談ですが、結局ウマイ方法というのは無いように思います。
まあ何事もそうだとは思いますが。>>6の方が言われている方法でもよいし、
他に例えば西鶴などの影印本(勉誠社などから出ている)と訳注を買ってきて、
ひたすら読んでみるという手もあると思います。辞典類としては、私は日本史系
なので、一冊目は柏書房の『近世古文書解読字典』から入りました。辞典を
入手したら、少なくともまずかなの崩しには全部目を通す。かなの頁を拡大
コピーして目に付くところに貼る。こうして準備が整ったら、有無を言わず
ひたすら原文を読む。200字の原稿用紙を用意して、読めた文字を書き出す。
読めない文字は、空欄のまま残す。最初は、一日に数行も読めません。しかも
穴だらけ。しかし、慣れていくうちに、前後の文脈から空欄の文字が類推できる
ようになってくる。それで見当をつけて辞典を引いてみると、だんだん当たる
ようになってくる。その繰り返しです。要は、最初の一週間を耐えられるだけの
根気があるかどうかですね。ではガムバッテ下さい。おしまい。