10/04/12 20:18:52 t5yK0A/6
昔、団藤博士の死刑廃止論を読んだ時、死刑廃止論に落胆させられた事があります。学術的な論理必然性が書いてある死刑廃止論に未だお目に掛かった事がありません。
菊田博士の死刑廃止論も、個人の思い込みが書いてあるだけで、根拠が書いてありません。
一方、重松、小田、植松、或いは倫理学系では加藤、小浜といった存置論は論理学的な性質を保って根拠が述べられています。
「論理的な議論」という場合、まず論理学をしっかり理解してから進める必要があります。
しかし廃止論はそれが全く出来ていません。存廃論争が、いつも水掛け論に終わる理由はそこにあります。