07/05/05 12:43:00 o6nEu7y/
刑法の目的の一つは法益保護と人権保障を通じて社会秩序を維持することにあるのだから、
民法における権利主体性がないから刑法的保護に値しないことはならない。
例えば禁制物には所有権が成立しないが窃盗罪の客体にはなる。
民法上物として扱う動物の生命も刑法上は十分尊重に値すると考えた立法も為し得る。
蛇足だが、多元的価値を許容するからといって全ての価値観に基づく行動が許容される訳ではない。
おまいの論理は極論すれば殺人を禁ずるのも特定の価値観の押しつけになるだろ。