05/10/04 13:46:28 r785lynw
裁判員制度は日本でも過去に実施されたことがあるが廃止されただろ。
何で今わざわざ復活させる必要があるわけ?
そもそもデメリットが多すぎるだろ。
例えば、裁判所は地方の拠点都市にしかない。
山奥や辺鄙な農山漁村の人が裁判員に選ばれたら、
裁判所に行くだけで片道何時間もかかり費用も時間もたくさん掛かる。
日当だけでは交通費を賄えないケースもたくさん出てくるだろ。
最近では地方のバスや鉄道路線がどんどん廃止されてるんだぞ。
マイカーしか移動手段がない場所に住んでる年寄りはどうやって都会の裁判所まで行くんだよ?
なんで馬鹿で暇な公務員や学者連中はこんなことすら分からないんだ?
おまえら徒歩や自転車で日本一周してみろ。
日本の広さが分かるだろう。
115:法の下の名無し
05/10/04 14:39:33 L1Xu+oTg
しかし、バスも走ってないような山奥の老人が裁判員に選ばれたらどうなるんだ?
老人で車を運転出来ないとなると、都会に出るにはタクシーを呼ぶしかないよな。
裁判所はタクシー代も払うのか?
いやー、馬鹿役人のアフォなことといったら・・・
116:法の下の名無し
05/10/04 15:03:35 5uibtoc0
>>114
過去に実施されたのは「陪審員」制度だよ。陪審員と裁判員の違いを知らん
ってことは、どうやら君は法律の勉強をした経験はないみたいだね。
裁判員制度は「復活」ではないんだが、こんな制度を今導入しなければ
ならない最大の理由は財政危機にあるんだよ。構造改革の本丸が行政改革、
つまり役人減らしにあることはご存知だろうが、これは今後、
これまでのような役人による調整型から、司法による私人間決闘型へと
私人の権利を守るための方法が変わるという意味でもある。
一例をあげれば、最近よく騒ぎになる「騒音ばばあ」に「ごみ屋敷」だが、
これまでなら「行政は何をやってるんだ」で済んだあのテの話が、今後、行政は
さらに不干渉になり、民事訴訟なり傷害罪の告訴なりで、住人が訴訟の形で
自力で片をつけざるをえなくなる。これまでの日本は、もめごとがあれば役所に
頼んで調整をしてもらう形で、いわば超法規的に解決してたわけだが、役人が今の
半分ぐらいに減らされる以上、もう彼らに頼るわけにはいかんのよ。
もっとも、刑事の重大事件に裁判員を導入するっていうことだけに限定
すれば、むしろ手間ばっかりかかるといってもいいだろうが、本当の
狙いは、まだ表に出ていない民事訴訟にあるんで、刑事重大事件に限定した
今度の裁判員制度の導入は、行政社会から訴訟社会への変化の布石だと
考えたほうがいい。「小さな政府」ってのは役人は何もしてくれない
社会って意味よ。そこではカモになりたくなければ、法律だけを武器に
自分を守らないとならん。小泉圧勝で、もう何年といわずそういう社会に
変わっていくんだから、いい加減な批判をしてるヒマがあったら、
法律の勉強だけはしておいたほうがいいぜ。
ちなみに、かつて存在していた陪審員制度中止の主な理由は、陪審員裁判での
無罪率が高いのに、国側が危機感をいだいたから。裁判員制度が導入されれば、
同じようなことが起こるだろうから、このことも覚えておいたほうがいいかもね。
117:法の下の名無し
05/10/04 15:45:40 /Ck5xPCx
その陪審制度中止の理由はどこから来たんだ?
戦前の陪審制では,法定陪審以外は被告人が拒否できたから
陪審適合事件のうち25,192件中,陪審に付されたのはわずか398件.
その398件の無罪率は17%で確かに高い.
しかし,裁判官は陪審の更新(陪審判断の拒否)ができた.
しかも政治犯は陪審対象外だった.
国側が無罪率に危機感を抱いたってことは考えにくいが.