04/08/31 23:55 iWUHsl5h
辻村みよ子教授もふつうだとおもうけど。
(男女共同参画審議会での答弁)
国立女子大については、現状においてはアファーマティブ・アクションを適用する余地はもうなくなっている
のではないかと理解しているのです。すなわち過去においては、志望者・志願者がいて大学に合格していくという状況があった。
だから女性の優秀な人も高等教育を与えなければいけないと考えて国立女子大をつくりましょうということだったと思うのです。
ですから国立大学の非常に恵まれた環境で女子を教育しようと考えた。ところが今日における大学進学率その他を見まして
あるいは大学の数などを見ましても、とりわけ女性の方だけ国立大学に入れて優遇するということが必要かどうかということを考えますと
むしろ逆に、今はお茶の水女子大学と奈良女子大学のように優れた教育環境の大学に安い国立の学費で入学したいという男性がいた場合に
その人の権利や利益を侵害しているということはあり得るわけで、だれか男性の志願者が訴訟を起こしてくれれば議論がおこるだろうと考えているのです。