10/06/28 15:27:10 UhO5d+Ax0
学徒出陣のニュース映画の映像だけをみているとわからないことが多いが、
インターネットのおかげであの裏がわかるようにはなっていると思う。
実はあの式典の終了後にゲートから出て行こうとしたとき、いきなり女の子が立ち上がって、
いっせいに出入り口に走りよって、男の子に向かって「生きて帰ってきてください!」と叫んた。
(中にはがんばってくださいと叫んだ子もいたらしいが)
出陣学徒壮行式典は昭和18年の秋だけだった。翌年には開催されなかった。
これはなぜかと考えるに、たぶん女の子の「生きて帰ってきてください!」が
原因だったんじゃないかと思う。
士気を高めるために女の子を大量にあそこに動員したのですが、その女の子がまさかいっせいに
「生きて帰ってきてください!」と叫びだすとは夢にも思わなかったのだろうね軍部は。
もちろん予算も逼迫していたこともあるだろうけど。これは士気が低下すると思ったのだろう。
でも女の子の「生きて帰ってきてください!」という声が耳に入った瞬間、「彼女たちを守らなくてはと決意した」と回想
している人もいるので、女の子の「生きて帰ってきてください!」は必ずしも士気の低下を招かなかったのではないかとも思いますが。
このエピソードを聞くと、戦争中の日本のほうがまだ北朝鮮よりましだということ。
北だったら、ピョンヤンの金日成スタジアムで出陣学徒壮行式典をやったら、
集められた女の子がいっせいに「生きて帰ってきてください!」と叫ぶ自由はあるかな?
たぶんないと思う。出陣する男の子に向かって「生きて帰ってきてください!」なんて
一人でも叫んだら最後、全員連帯責任で逮捕されて収容所送りになるw。