10/01/04 22:07:32 gNFZeEG+0
関東軍の退却を勧告した国連決議に従わなかった日本をパールはどう見たか?
自衛上、日本が連盟の勧告に従わなかったのは、やむを得ざることだったとパール判事は見るわけだ。
もちろん、こうしたパール判事の見解が、自衛行動に関する当時の国際法や諸列強の認識への該博な
知見に基づくものであることは言うまでもない。これまで見てきたような当時の満州における諸々の
特殊事態、さらに国際法や諸列強の行動様式に照らす時、日本の行動は「自衛の必要上」と主張する
資格がある―とパール判事は主張し、満州事変に関して次のように結論したのである。