07/11/06 13:54:20 vKsWxT4E0
この小林よしのり、の
<そもそも「軍命」があったからこそ親が子を殺したとかとか、家族が殺しあったなどと
いう話は、死者に対する冒涜である。 そんな「軍命」が非道と思うなら、親は子を抱い
て逃げればいいではないか! 自ら子供殺すよりは、「軍命」に背いて軍に殺される方が
ましではないか!>
という漫画の中の主張は大変面白い、
一見まとも、しかも今の子どもの心理を捉えている。
軍命があったから自分の子どもを殺すなんてありえない、自分で勝手に思い詰めてやったのだ!
そうだ!そうだ!と言いたいのだろう
しかし、これは完全な間違いである。当時軍命には逆らえない、戦闘開始前なら労働奉仕や食料
供出など嫌だとは言えない。
そして戦闘が開始されたら、それこそ実力行使、軍命に従わないなら、殺す!、になっており
実際そうして殺された例も数多い。
結局この時点で、軍命には逆らえない、かといって逃げる場所もない、アメリカは怖い、
・・・どうせ殺される、であれば自分の子は、自分の家族は自分で、殺す事が出来る精一杯のことだ。
それが当時の親の心理であり、家長の心理である。
何せ、死ぬという以外の選択肢はないのである!
小林よしのりが個人的な感想をいくら書いても自由だが、それが真実ではないのは
多くの体験者の証言と研究者の見解が明らかにしている。
2chの馬鹿は小林よしのりが好きだろうが、説得力のない物、はいくら売れてもないのである