09/02/04 20:41:02 KSa6pU2k0
小林千登勢 『お星さまのレール』 より
●ある夜の出来事
戦争が終わった後もわたしたち一家は平壌に居残っていましたある晩のことです。
玄関の音をはげしく叩く音がしました父が出てみると進駐してきたソ連兵2人を後ろに
従えて朝鮮人が立っていました。
「この家には女の子がいるはずだ、連れてこい!」
朝鮮人はいきなり怒鳴りつけました。
「差し出さないのなら家族全員の安全はないぞ!」
「ゆるしてください、あの子はまだ子どもです」
父の哀願も、朝鮮人には全く通じませんでした。
「日本人も戦争中我々の子どもたちを犯し尽くしたのだ戦争に負けた今、お前たちが
同じ思いをするのだ!」
わたしはお布団の中で朝鮮人のおじさんに、とても痛くて気持ちの悪い事を色々と繰り返し
されました。おじさんはその間中「この日本人め!日本人め!」と言いながら腰を
突いてきました。
翌日、お大事の所から血が止まらず、お医者に連れて行かれました。
父と母に
「陰部及び肛門に裂傷、直るまでは同じ事はさせないように」
と言いました
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