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『週刊エコノミスト』(毎日新聞社)2007年4月24日号
・歴史書の棚 海外の知的エリートは日本近代をどう学ぶか
加藤哲郎(一橋大学大学院社会学研究科教授)
URLリンク(www.mainichi.co.jp)
加藤氏によると、下記のゴードン教授の著書は、日本に関心を持つ世界中の学生の必読書に
なりつつあり、世界の知的エリートの日本像形成に重要な意味を持つのだが、南京大虐殺や
従軍慰安婦なども、豊富な実例を挙げて記述しているそうだ。バーシェイ教授の著書は、
ゴードン教授の時代区分の基礎にもなっている。
そして、「日本学のスタンダードである両書で学んだ外国人に南京大虐殺の幻や東京裁判の
不当性を説いても無駄であり、自分の知性の貧困を証して軽蔑されるだけ」と加藤氏は言う。
これは、深刻な事態だ。
『日本の200年―徳川時代から現代まで』(上・下)
アンドルー ゴードン (著), Andrew Gordon (原著), 森谷 文昭 (翻訳)
URLリンク(www.msz.co.jp)
『近代日本の社会科学―丸山眞男と宇野弘蔵の射程』
アンドリュー E.バーシェイ (著), 山田 鋭夫 (翻訳)
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)