07/08/12 00:41:22 XHg+e3Py0
>>11 《続き》
そして、白眉は<「強制」の意味を軍や官憲による「強制連行」に限定する理由はない>と
突然豹変するくだりだろう。見事に、論旨をすり替え、<いかに元慰安婦の「人身の自由」が
侵害され、その尊厳が踏みにじられたか>が問題なのだ、と誰にも反論できない立派な議論
を展開するのだ。それはその通り、日本人だろうと朝鮮人だろうと、当時、娼婦や慰安婦に
なった女性たちが薄幸の身であったことは疑いようがないのだから。
そのうえ、朝日は、日本軍が直接やったかどうかにこだわるべきではない、とさえ仄めかして
いる。
朝日の広報室に聞く。
「従軍慰安婦問題は最初から明確な全体像が提示されていたという性格の問題ではありま
せん。政府の調査や学術研究、ジャーナリストの取材によって徐々に全体像が明らかになって
きたのが実情です。92年ごろまでは、挺身隊と従軍慰安婦が漠然と区別されないでいた時代
がありました。現在では、性格を異にすることは常識で、弊社は区別して報道しています」
(中略)
日本側は精神的な謝罪だけならいいだろうと判断して談話を発表したわけだが、どっこい、
最近韓国側は、国連人権委員会で、日本は元慰安婦への個人補償をすべきだ、と言いだして
いる。「官憲による強制連行」を認めた河野氏の責任は重い。謝れば仲良くなれるなんてこと
はない。そして、河野氏より責任が重いのは、やはり朝日の偽善的な報道なのだ。