10/05/08 23:35:16 a8EhAV4L0
>>743
>①憲法成立過程に瑕疵がある
具体的な瑕疵の理由が出てないので、あなたが何を瑕疵と言っているのか不明です。
>②瑕疵があったとしても追認している(通説)のは欺瞞であり、
これも同様ですね。何がどの様に欺瞞なのかの理由が挙げられていません。
>「日本国民が憲法を追認した根拠として憲法改正がない」というのは主張なり説であるので
>勘違いなさらぬように。
勘違いではなく事実ですね。既に申し上げたとおり、過去二度の改正機運がありながら、
選挙において国民がその選択をしなかったのは紛れもなく「事実」であって「主張」でも「説」でも
ありません。勘違いしているのはあなたです。
>GHQの介入がない?修正しか認められなかったわけでない?ハア?
反論できないのなら、無理をなさらない様に。あなたがすべきなのは「GHQの介入があった」
「修正以外認められなかった」というのが事実であるとする根拠です。それが出来ない以上は
あなたが事実とは無関係にそう思いこんでるとしか言えませんね。
>シデハラが「この(GHQ)案を飲まなければ天皇個人の安全が保証されない」から憲法草案を受け入れると
>枢密院で証言しています。
それは事実ですが、その主体はGHQにではなく極東委員会にありました。日本はポツダム宣言を受諾した
立場ですから、国家主権は極東委員会が握っておりGHQは委任されて統治している立場でした。
日本政府にしろGHQにしろ極東委員会の下位の権限しか認められていなかったんですよ。その中でGHQは
松本案のままでは極東委員会の承認が得られないのは明らかだと幣原に伝えています。GHQの立場では
それでは天皇の地位も守れず、国体護持を求めている日本政府の希望も確約できなかったということです。
>また大臣を文民にするという規定は
その通りです。ポツダム宣言を履行する条件ですから当然です。今日的な視点で見ても文民統制は当然で、
その求めは近代憲法としてみても適切な要求です。