07/01/06 18:06:27 g2c/Ract0
「会津藩の精神と小泉改革は同じようなバックボーンからなっているということです。
口にしたら必ず実行に移すという行動力や、官ではなく、民を第一にするという考えは、
会津藩の祖保科正之公の哲学でもありました。
会津藩の改革では、田中玄宰が門閥派を排して、改革派を抜擢しましたが、それは守旧派
との妥協を排した小泉首相と同じではないでしょうか。」
「松平容保が京都守護職に就任されたのは、徳川幕府の官僚組織が行き詰っていたからです。
あまりにも現代と類似しています。」
「会津藩が幕末にそれなりの役割を果たせたのは、進取の気象ではなかったかと思います。」
「小泉改革を批判する人のなかに、日本の独自性をことさら強調し、そこで会津藩の
ことを持ち出す議論がありますが、それはまったくのお門違いです。」
『真説・会津白虎隊 会津藩に学ぶ品格』より
著者は元会津若松市長 白虎隊記念館理事長 早川広中氏