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●スターリンの罪はいくら告発しても告発しきれない。悪質かつ最大の戦争犯罪人は
スターリンである。
●許せぬ日本人墓地破壊命令
●ソ連による抑留日本人105万人、虐殺40万人の衝撃
●満州で無法の限りを尽くしたソ連軍
●在満法人を襲った生き地獄
●アルハンゲリスキーの解明
・マリクがモロトフに宛てた文書では、「1946年12月4日付け政府決定に従い、ソ連から
の日本人の本国帰還が緒に就いた。本国帰還該当者105万2,467人のうち既に
10万 1,075人が送還された」
・1947年3月5日付けの対日理事会でビジョン米代表が、日本捕虜帰国の現状に言及し、
ソ連領内にまだ105万301人の日本人が残留していると述べたところ、1947年3月27
日付けのマリクからモロトフ宛ての書簡では、ビジョンに反論するため「1947年3月5日
現在ソ連内にいた軍人及び民間人の日本人は総計約70万人」としたのである。折りしも
東西冷戦が本格化した時期で、以後、鉄のカーテンに阻まれ、抑留者の数、死者の数と
も曖昧にされていく。
なぜ、こんな隠蔽工作をしたのかといえば、1945年から1947年にかけて大量の日本人
がシベリアの地で死亡したからだ。とくに1945年から46年にかけての冬、シベリア全土
を異常な寒気が襲い、日本人抑留者の命を次々と奪った。防寒服も防寒用の靴もなく、
布テントに収容され、しかも食料も十分に与えられなかった日本人捕虜たちはひとたまり
もなくシベリアの冬将軍の餌食をなった。