06/07/04 07:58:41 HO7n1hSE0
高文研HPより
福沢諭吉の戦争論と天皇制論
新たな福沢美化論を批判する
安川寿之輔=著
●四六・上製・380ページ
●2006年7月10日発行
●本体価格3000円
●ISBN4-87498-366-9
日本の近代化を導いた思想的リーダーとして今も一万円札を飾る福沢諭吉の
肖像! だが実際に福沢が主張し、力説したのは何だったのか?
日清戦争に熱狂して全国第2位の高額の個人献金をし、時事新報紙上で「あ
らん限りの忠義を尽くし」「事切迫に至れば……幼少の別なく切死して人の種
の尽きるまで戦う覚悟」を説いた福沢は、その一方で皇室・天皇の尊厳神聖を
力説した。
だがそうした言説の大半は弟子の手によるもので、福沢自身の真筆でないと
主張する2冊の著作(『福沢諭吉の真実』文春新書、『歴史とテクスト』光芒社)
に対し、その虚偽、誤りを徹底的に洗い出し、論証した渾身の力作 。