06/01/09 14:07:34
郷土出身者の東條英機や山本十五六を担ぎ、
薩長藩閥の駆逐後軍部を支配しひいては政府を飲み込むに至った東北勢力。
五一五から二二六に至る一連の政府要人の暗殺も、
郷土の荒廃を憂いた東北出身青年将校が中心となって実行したものであった。
戦略・戦術無き戦いによって大日本帝国を崩壊への道に歩ませたのは、
果たして意図的なものであったのだろうか。
自由主義的経済体勢の導入による貧富の拡大で
唯一日本国の発展から取り残されていった人々が共産主義に傾倒し、
ソビエトや中国共産党、ニューディーラーと同調して
君主制・資本主義の破壊をもくろんでいたとしても不思議ではない。
彼らの起こした不可解な行動の目的は、レーニンが提唱した
戦争による国力疲弊を手段とした世界共産革命にあったのではないか。