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>>186-187>>186>>187の続き
『太平洋戦争の謎-戦後40年の検証』(佐治芳彦:日本文芸社)
-195頁~196頁-
石原莞爾が参謀総長だったら敗れなかったか
終戦後、つまり敗戦後、石原莞爾が東京裁判の米側検事の一人に、
「今度の戦争で、もし自分が参謀総長だったら、日本は絶対に負け
なかったであろう」
とタンカを切ったことは有名なエピソードであるが、その後、UP通信や
AP通信の記者とのインタビューで、
「ジェネラル(石原のこと)は法廷で、自分が戦争をしたら、戦争は
必ず勝っていると申されたが、ジェネラルだったら、どんな戦争をされたか?」
と質問されたことがあった。石原は、それに対して、次のように答えた。
「先ほどは、必ず勝つと言ったが、少し言葉が強過ぎた。五分五分の
持久戦になって、断じて敗戦にはならない」
と先の発言を訂正し、2年前に高松宮に述べた「攻勢終末線(点)」論
(前節参照(^@kj7^@kj7注:>>186-187>>186>>187))を
繰り返し、更に次のように付け加えた。
「本土周辺、及びサイパン、テニヤン、ガムの南洋諸島をいっさい
難攻不落の要塞化し、何年でも頑張りうる態勢を取ると共に、外交的には
支那事変解決に努力を傾注する」