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対馬藩の宗家文書によると倭館での取引で最も多いのが人参と陶磁器
人参は万病の薬として珍重された。
次に毛皮や絵画工芸品
虎の毛皮は特に珍重され武具や敷物に加工された。
絵画では李巌や申師任堂の花鳥画は大名のあこがれ。
明治に入り日韓併合になると朝鮮の文物が大量に日本に
入ってくるようになり一時期ブームになる。
李朝末期の陶磁器、木工、民具は高値で取引され
高麗時代の金銅仏も多数流入した。
また、素封家や数寄者の間では朝鮮の石造物も喜ばれ
朝鮮灯籠として多数残っている。
今だと本物なら一基500万は普通にする。
室町時代の春日灯籠がだいたい400万前後だから良い値段だ。