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三浦教授は「江戸城の天守閣は織田信長の安土城の4倍もの体積を誇る一方、外観は正当に受け継がれている。
日本の城郭史上、最大で最高の到達点」と歴史的な意義を語る。
「目指す会」は平成16年、観光振興や文化継承のため、民間の手で江戸城を再建させようと設立。
現在約1800人の会員がいる。小竹理事長は「今後会員を数千、数万に増やし、寄付を募って再建したい」と意気込むが、難しい面もある。
江戸城があった一画は現在、皇居・東御苑に含まれて一般開放されているが、この地域は国有財産法上、
皇室のために用いるとされる「皇室用財産」となっているのだ。宮内庁幹部は同会の活動について「コメントは差し控えたい」としているが、
過去には江戸城再建の議論をめぐり、「景観や両陛下のプライバシー上、問題があるのでは」と慎重な意見が出たこともある。
小竹さんは「江戸城は『戦い』ではなく、天下太平を希求した『平和』のシンボル。美しい城の姿を知ってもらえれば、いつか道が開けるのでは」と期待している。
6月17日22時24分配信 産経新聞
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