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江~浅井三姉妹博覧会:小谷城の曲輪復元へ メーン施設に--実行委が方針 /滋賀
今年12月開幕の「江(ごう)~浅井三姉妹博覧会」の準備を進める実行委員会(長浜市など)はこのほど、
国指定史跡・小谷(おだに)城跡(同市湖北町)のふもとに当時の山城の一部を復元することを決めた。
今後、規模や事業費などについて検討するが、同実行委は広域・野外型博覧会のメーン施設にする方針。
小谷城は戦国時代の武将、浅井長政の居城。1573(天正元)年、織田信長軍の攻撃で落城し、
茶々・お初・お江の幼い三姉妹は城から逃れた。「本丸」「山王丸」など土塁や堀、急斜面がある山城特有の
曲輪(くるわ)が、小谷山(標高495メートル)の尾根などに点在し、攻め上る敵を迎え撃ったとされる。
今回復元予定の「山崎丸」は、浅井方援軍の朝倉義景軍が築いたとされる北寄りの曲輪。
実行委の案では城跡ふもとの土地を整備し、土を盛るなどして一部を復元。戦国ムードの博覧会にふさわしい施設にしたいという。
同博覧会は12月25日、メーン会場の同城跡周辺で開幕。来年3月20日から
連携3会場(奥びわ湖・木之本、長浜市街地、米原・柏原)でも始まり、来年12月4日に閉幕する。
【桑田潔】
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