09/10/27 15:09:42
相も変わらず「婦女童蒙」向けのマンガでしか無えよナッ!
旗本の未亡人が落飾もせず、彩りある柄物の着物をまとい、薙髪せずに髪飾りを付けたままだとは笑止千万ぢやて。
当家(ウチ)の曾祖母は夫に先立たれるや、切り下げ髪にして院号を名のり、墨染めの衣裳で終生暮らしたぞゑ。
一般の商家でも、船場など真っ当な家庭では未亡人は髪を下ろして、墨染め衣ならずとも極く地味な黒か
黒に近い無彩色の衣装で残る余生を過ごすのが当たり前だったのサッ!!!
当時の既婚女性が眉を剃り鉄漿をつけていた史実は俺の様な10代の者でも知っているというのにサッ!
涅歯風俗を再現する位、造作ないことだった筈なのに、おかげでリアリティーに欠けてしまってトテモ残念だゼッ!
旗本の邸内に下男も下女も碌に居ないうえ、旗本の息女がひとりで外出するなんざあり得ないぞ。
所詮「少年漫画」のドラマ化だから、時代考証なんざ無縁の世界なんだったよナッ!
妄言多謝。