09/07/11 07:44:18
>>218
職人「異民族起源説」は置いておいておくとして、
薩摩の話題から秦氏と職能民のゆかりを思い出した。
>>178 の秦氏ブランドの可能性として下記するよ。
(1) 享保頃、秦氏という出自にブランドがあった原因(仮定)
③職能民の中で秦氏という出自自体にブランドがあった
芸能に携わる民は河原者などとして、
一部例外的に歌舞伎役者等を除いて差別されていたわけだが、
(A)薩摩琵琶の話
小椋桂がこんなことを言っていた↓
「薩摩琵琶の演奏は、島津日新斎が精神修行として武士に
奨励したのが始まりで、明治維新を機に東京でも流行した」
(ウィキペディアでも同様の記述を確認)
差別の対象だった芸能を“武士”に奨励するのは特異な政策にみえる。
島津が秦氏の流れをくむのと関係があるとはいえないか。
(いやいや、他藩でもやってる、など反証求む)
(B)東儀秀樹
これはネット上の情報しか確認していないが、
東儀秀樹の東儀家は秦氏らしい。雅楽の名家らしいが、
天皇家あるいは将軍家と離れたら、とたんに被差別民になる身分だろう。
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上記は現代に生きる中で確認できるものであるが、
享保頃は「職能民のエリート=秦氏」というブランドがあった可能性はあるかもしれない。