08/03/10 18:10:24
で、 肝心の『ばかり』ですが
先ほどの「がき」「かぎ」と同じように分解してみます。
『ばかり』の清音は(はか-ラ行) 個別清音「は」、「か」、「ラ行」が合うことにより一つの語句となっています。
まず、
「は」と「か」が合い「はか」という語句になり、その「はか」という語句に「ラ行」をあわせると「はか-ラ行」という語句が生まれます。
その「はか-ラ行」の中にある(り)を特定合わせると「はかり」という語句が生まれます。これが重さなどを計測する機械の名称となっている語句「はかり」の構造です。
「ばかり」は「はか」という清音語句に濁点を付加した「ばか」に清音「ラ行」の特定(リ)を合わせた語句
そして「ばか」の意の解釈は、先ほど述べた(がき)と同じ方法で、「ばか」の(カ)の意が反転した意になり、その「ばか」に清音(リ)をあわせたわけです。