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部落問題から人権問題へ
―新しい視座をひらく
「少年院にはいったら、まわりは、部落の子、在日韓国・朝鮮人の子どもばかりだった」と
ある部落の青年は言った。
(この文章は、2002.10.13に行なわれた自らをくぐらせる地球市民・人権教育実践交流会の
分科会:自らをくぐらせる組織運営で発表された小論「自らをくぐる ー組織運営の視座ー」
からの抜粋です。)
URLリンク(72.14.203.104)
在日朝鮮人の犯罪率は日本人の5倍となろう。そしてこの高い数字は60年代末に至る
まで変わらなかった。(註3)
この数字はどういうことかを例えていうと、隣の空家に誰かが引っ越してきた場合、
朝鮮人であれば日本人の5倍の心配をせねばならないということである。それほど当時の
両者の関係は緊張するものだったのである。
なお犯罪の内訳で、朝鮮人が日本人より多いのが傷害(粗暴犯である)と
贓物(いわゆる盗品故売など)で、少ないのが詐欺(知能犯である)であることについては、
かつての在日を知る者には成る程と思うだろう。
鈴木二郎は、1960年代末に在日朝鮮人の犯罪について次のように書いている。
「・・・この結果が、在日朝鮮人の犯罪率を高くして、凶悪犯で日本人の五倍、粗暴犯で七倍、
せっ盗犯で四・五倍という数字をうみだすことになる。」(鈴木監修『現代の差別と偏見』
(新泉社 1969年5月 263頁)
60年代でも在日の犯罪率が高いままであったことを示している。
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