07/05/05 07:45:30
お稲荷さんは趣旨から言っても明確に農業、つまり、田を守る神であり、聖書が
牧畜の民ハビルを上位におくのとは対称的である。そして犬神族はナイル川増水の
シリウス、大犬座を神とする。しかしその神学は極めて高度な天文観測とデータ保持
能力を基礎にしている。このインテリジェンスこそ犬神族とイスラエルの、ハビルと
カビルの差である。であるから、ナイルに加えて、ドナウ、ドニエプル、黄河、長江、
インダス各流域の農業経済を天文学的に予測しながら交易を繰り返したのが犬神族
であり、そのルートに商品としてラピスラズリ、青銅、鉄が加わって行く。ハタ、ハティー、
ヘト、ヒッタイトと言うのはこの辺の事情によるのであろう。神武が何百万年の思考が
出来るのは彼が遺伝学者であったためではなく、彼は宇宙の運行をそのくらいの
単位で読み取れる天文学者集団の助言に基づいていたと言うことであろう。しかし、
星座の観測に加え、太陽のコロナ、フレア等の観測による長中期気象予報を行った
可能性もある。