06/11/01 19:09:59
>>313
本来朝敵、逆賊ではない、というのがおかしいのですよ。
実際に彼らが進軍し、負けた以上、彼らが朝敵であり逆賊なのは明白です。
どれだけ尊王の志があろうとも、朝廷に弓矢を引いたのは彼らなのですから。
そして勝てば良かったものを彼らは負けました。その時点で充分、朝敵です。
>薩長が負けていたならば
>薩長は攻め込まれた側であるが、負けた以上、賊軍の汚名を被るのは仕方無い
>ということにならないだろうか。
その場合は倒幕などという無謀なこと(と仮定しておきます)を画策したことが失敗だった、
という部分が薩長が逆賊となった場合の仕方ないと感じる原因に当て嵌まります。
何かしらの動きが無ければ、彼らは逆賊になりようがありません。
そして、誰もが動きを起こす時、自分の行動に責任を持たなければなりません。
薩長は倒幕の動きを起こし、負けた場合、機が熟すまで待てば良かった、
もしくはそのような行動自体起こさなければ良かったということになります。
そしてその行動を起こした以上、逆賊となっても彼らの責任です。
それは旧幕府側も同じであって、鳥羽伏見の戦いを始めなければ良かったのです。
これも同じように行動を起こした以上、逆賊となっても彼らの責任です。
どちらにせよ、仕方が無いとしか思えません。
正当な評価、というのが何なのかは知りませんが、
実際に負けた以上、その「負けた」という事実を持って評価が低くなるのは当然だと思います。
勿論、その他の政治能力や性格、人間関係などを別にして、彼らの功績としての評価ですが。