03/12/24 11:33
>>84
ガトリング砲は有名ですが…
手元に資料がないので、はっきりしたことはわかりません。
ネットで検索すると、アームストロング砲を所有していたというページもありますね。
小銃装備はフランスのシャスポーだったと思うので、幕軍と似た装備だったら、後装施条砲はクルップだったかも知れません。
アームストロング砲は1860年代最強だったという話がよくありますが、同じイギリス製でも性能的にはブレーケリー砲やホイットワース砲の方が優秀だったようです。クルップ砲は性能・信頼性ともに上回っていました。
しかし、アームストロング砲の特長は、これらの砲に用いられた新技術であるベッセマーの鋳鋼法を用いずに、産業革命後期に成立したパドル炉による錬鉄技術を用いた点です。
クリミア戦争後のW.アームストロングがいった「軍事技術を現在の工業技術のレベルまで引きあげるときがきた」という発言にそのことがよく現れています。