10/02/27 12:43:46
じゃあ、私が答えられるものから。
2.계시다について。
계시다は非常に活用に揺れがある単語です。
そのため動詞としてとらえるものもあれば、形容詞とする辞書もあり、存在詞であるとするものもあります。
一概に存在詞であると言い切ることはできません。
계시다の한다体も人によって계시다、계신다の両方がありえますし、
連体形はどっちか、-는데・-은데のどちらがつくかとネイティブに聞いても
答えはさまざまです。よって、一言では答えられません。
3.存在詞と言わない立場では
→韓国の学校文法(中学校や高校で教える国語文法)を始めとする韓国の文法では
있다、없다の2語はどちらも形容詞として分類されています(남기심・고영근『표준 국어문법론』)
存在詞ではない別の分類枠があるのではなく、そもそも分類枠がありません。
ただし、存在詞として分類する説があることは上記の文献でも触れられており、
またこれら2語が一部で形容詞とは明らかに異なる活用をすることについても触れています。
4.「先語」ではありません。「先」語末語尾です。
語末語尾に先んじるという意味から、先語末語尾と名付けられています。
要するに、前にも後ろにも何かしらの要素が付くものです。
(語末語尾は語末に用いられますので、後ろには何もつきません)
韓国の伝統文法で使われている用語です。韓国の国語辞典での解説にも用いられています。