09/10/05 10:42:46
>>335
俺はヒッタイト語の本はいろいろ持ってるが、まだ本格的な学習は追いついていない。
最近買った中では Sylvie Vanseveren, NISILI - Manuel de langue hittite,
Volume Ⅰ, Peeters, Leuven (=Louvain), 2006 がなかなか面白い。
これはベルギー・ブリュッセル自由大学付属の古代文明比較研究所からシリーズで
出ている「オリエンタル文学」の第10巻。
このPeeters なる出版所からは、最近 Georges-Jean Pinault, Chrestomathie
Tokharienne - Text et Grammaire, 2008 という極めて優れたトカラ語研究書が出ていて、
今西アジアの古代印欧語研究書の出版においては最先端を行っている。
何回も言ってるが、俺は鏡台のK.Y.教授とは一切無関係。そういう質問は奴にしな。
アッカド語はさっぱり分からん。ただ、唯一、K.K.Riemschneider, Lehrbuch des
Akkadischen, VEB, Leipzig, 1988 だけはある。ただ、この本は一切楔形文字は
扱っていない。