09/01/03 13:38:33
>>201
そうです。そして、ついでに言うと、
1/4日の明日と言ったのなら、
demainはle lendemainに変えず、
そのままdemainが残ります。
le lendemainは中心点に過去(あるいは未来)
を求める単語であり、demainは現在を求めるからです。
要は中心点がどこにあるのか、あるいはするのかに
よってくるのであって、いわゆる文法に言う”時制の一致”
なるものは存在しません。
もう少し詳しく言うと、それは形にも表れてきます。
未来形は(3人称単数では)ra、条件法(ここでは
直説法の過去未来形)はraitの形をとりますが、
ともに共通のrはフランス語では未来を示します。
ちなみに他の活用形を見ればわかりますが、
rをとる活用形はこの2つしかありません。
そして、そのrに現在形の語尾aをもつのが未来形で、
半過去形の語尾aitをもつのが”過去未来形”です。
つまり、現在から見た未来、過去から見た未来と、その形
そのものが示しているわけです。
中心点が未来の場合はどうなるのか、
なぜ同じ動詞形が条件法、あるいは過去未来形と相反する
ものを示すことができるのか、というような疑問が生じたとするなら、
それは貴君の語学力の進歩を示しています。