10/01/16 09:47:22
コレクションの趣旨は、和仏にある用例をコピペして貼ったような作文を書くと、フランス人にとって意味不明な内容になることがある、というものだったはず。
つまり和仏辞典の批判ではなく辞書を使う際の心構えについて説いていると解釈するのが普通ではないのか?
これはこれで至極真っ当な指摘だし、コレクションは巻末に「利用価値が高い」和仏辞典を5冊も挙げてある。
その中の一冊『コンコルド和仏辞典』の「フランス語で書くために」(p.1336)の「「フランス語で書く」ということは、初級教科書によくある単文の和文仏訳練習問題とは全く異なる作業を意味する」という一節は、コレクションのコンセプトに近い。