08/11/13 16:35:50 RVixaZ0p
横浜が外国人の影響によって開かれた都市であるということは、周知の事実である。
山手居留地や横浜中華街に代表される異国文化の開花の痕跡を見るたび、横浜という街が
いかに独特の文化を包括しているのかが見て取れる。
しかし、街に生まれる文化は「光」だけではなく「影」もまた、同時に身に纏っているのだ。
今から見る「横浜の異文化」の風景は、どちらかというと、「影」の部分を背負った
風景になるかも知れない。
イセザキモール1・2丁目エリアのすぐ北側、京急日ノ出町駅方向へ少し歩くと、突如として
現れるエキゾチックな街並み。
その一帯が「中区福富町」と呼ばれるエリアだ。
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ここが、「中区福富町」の目印となる場所だ。
「福」と書かれているアーチ型モニュメントが、どことなく中華風味。
一度この「福富町」を知ったら、「よそ行き」の横浜中華街では、もう満足出来ない。
今回は、その入口部分だけでも、ほんの少し、雰囲気をお伝えできればと思う。
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前回の中区伊勢佐木町レポートでもお伝えした通り、イセザキモール周辺は凄まじい勢いで
エスニックタウン化している地域だ。
中区黄金町が警察に壊滅させられた後、おまんま食い上げとなり行き場を失った娼婦が
多数、福富町や若葉町付近にたむろしている模様である。
で、「客引き行為」を禁止する看板が立てられているわけね。しかも中国語併記で。
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少し歩き回ると分かるが、このように廃墟のまま放置された「大人の遊び場」が無残な姿を
晒していたりして、雰囲気はよろしくない。