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677 :名無し象は鼻がウナギだ!:2006/11/14(火) 18:18:57
月刊『言語』
次号予告
[2007年1月号](定価920円)
★★【特集】〈国語〉とは何か★★
―世界の中の〈国語〉,日本における〈国語〉
小学校段階からの英語教育導入の是非をめぐる論議,出版界における日本
語・国語ブーム…。我々の思考の基盤を支えるものとしての〈国語〉を見直す
機運が高まっている。しかし,その前提となる〈国語〉ということばは,「母
語」「母国語」「日本語」などとどのような違いがあり,いかなる来歴を担っ
て今日に至っているのだろうか。それは,他の漢字文化圏の国々や西欧,ある
いは多言語地域など,諸外国に暮らす人々にとっての〈国語〉とどのような共
通項と差異があるのか。
グローバルな視野から,〈国語〉ということばのありようを検証し,その概
念を多様な観点から考察することにより,さまざまな国々における人々の言語
意識を見つめ直し,日本における〈国語〉のゆくえを考える。
【予定内容】
・〈国語〉ということば(イ・ヨンスク)
・漢字文化圏と〈国語〉(古屋昭弘)
・西欧における〈国語〉の成立と現代(黒澤直俊)
・多言語国家インドにおける〈国語〉(町田和彦)
・アフリカにおける〈国語〉意識(梶茂樹)
・国語辞書の中の〈国語〉(犬飼守薫)
・国語教育にみる〈国語〉(府川源一郎)
・先住民たちの母語と〈国語〉(阿部珠理)
URLリンク(www.taishukan.co.jp)