06/10/18 02:56:18
月刊言語2006年11月号 「人工言語の世界―ことばを創るとはどういうことか」
URLリンク(thistle.est.co.jp)
厳密で正確な論理性を備えた、万人が使用できる理想的な言語の創出― 。
このような夢は、歴史上様々に変奏されながら、人工言語を生み出す試みとして
今日までその残響をひびかせている。論理学の記号言語やプログラミング言語、
文学作品の中の架空言語や言語実験をも視野に、人を惹きつけてやまない言語創造の魅力
に迫り、人工言語の世界を探訪することを通じて、自然言語とは何か、その輪郭を逆照射する。
【主要目次】
普遍言語よりIT社会へ 愛・知をこめて
―検索エンジン付き哲学機械へ向けての緒論(浜口 稔)
何でこんなヘンテコな記号を覚えなくちゃいけないんですか?
―論理学(教育)と人工言語(戸田山和久)
ナルキッソスの枷
―自己参照をめぐる自然言語とプログラミング言語の記号論的試論(田中久美子)
エスペラントに文学は可能か(渡辺克義)
ピクトグラムと世界共通語(太田幸夫)
フィクションと言語創造(新島 進)
人工言語と自然言語(金子 亨)
人工言語ミニ事典
ノシロ語(水田扇太郎)
地球語(マクファーランド・佳子)
エルフ語(伊藤 盡)