09/06/06 19:09:17 0
>>581
おお具体例が来た。まあそのあたりは妥当な感じもするな。有名どころだし。
しかしたった4語だけでは「強い影響」だとか「少なからぬ影響」とはとても言えないだろうな。
岐阜市には名古屋と同じ形のアイ、ウイ、オイの融合母音があり、
これは名古屋の影響の可能性もあるだろうが、それ以外はあまり思いつかないな。
融合母音は濃尾平野のみのようだし。発音の面の名古屋中心分布らしきものはこれだけだろう。
遅上がりも名古屋と岐阜に共通するが、豊橋にないことからしてそう広い範囲ではないだろう。
むしろ西の京阪式地域の遅上がりと連続するとも考えられる。むしろそちらのほうが妥当だろう。
そうすると京都中心分布の一種とも取れる。
それぞれの語彙がどのぐらいの範囲で通用するかは判明しているのか?
新方言などの分野で既に調査されていそうな語彙だが。
あと、全てが明治以降の新しい概念の語彙なのが興味深い。
明治以前の名古屋の言語的影響力の弱さを示唆しているのではないか。