09/03/13 19:31:11 0
琉球語の動詞活用もほとんどは日本語と対応する形だ。
「ムチュン」(持つ)で説明しよう。
「ムチュン」は「モチヲル」に対応する形で西日本方言の「モチヨル」に相当する。
「ムッチャン」は「モチタル」に対応し「モッタ」相当、
「ムチュタン」は「モチヲリタル」対応で「モチヨッタ」相当、
「ムッチョーン」は「モチテヲル」対応で「モットル」相当、
「ムッチョータン」は「モチテヲリタル」対応で「モットッタ」相当、
「ムタン」は「モタヌ」対応で「モタン」相当、
「ムタ」は「モタム」対応で「モトー」相当、
「ムティ」は「モテ」対応で「モテ」相当、
「ムッチェーン」は「モチテアリ」対応、
「ムチャビーン」は「モチハベリヲル」対応、
「ムチャビタン」は「モチハベリタル」対応、
「ムチャビラ」は「モチハベラム」対応、
「ムチャビラン」は「モチハベラヌ」対応、
「ムタリユン」は「モタレヲル」対応で「モタレヨル」相当、
「ムタッタン」は「モタレタル」対応で「モタレタ」相当、
「ムタスン」は「モタシヲル」対応で「モタシヨル」相当、
「ムチュラ」は「モツラム」対応、
「ムッチャラ」は「モチタルラム」対応で「モッタロー」相当、
「ムチュル ムヌ」は「モチヲル モノ」対応で「モチヨル モノ」相当、
「ムター」は「モタバ」対応、
「ムテー」は「モテバ」対応などだ。
中国語はどの方言でも動詞活用を持たない。ミンナン語の「有」は全く語形変化しない。