10/04/20 00:50:30 O
>>379
> そこの理屈がどうも分かりにくい。
「‐的」があるのとないのとでは形が違う。形の違うものは違う語。あるのがナ形容詞語幹でないのが名詞。すごく簡単な理屈。
> 「教育的が」「日本語的を」と言えないことはどう説明されるのか。
「教育的」「日本語的」はナ形容詞語幹であって名詞ではない。名詞でないから「*教育的が」「*日本語的を」とは言えない。完全に整合している。
> 「-的」がついた「教育的」「日本語的」の話をしているのに、
> なんでそこで「教育」「日本語」の話に摩り替えちゃうんだろうか。
同様でないものを同様とねじ曲げるから、真っ当なことがすり替えに見える。
「*教育的が」「*日本語的を」と言えないのと同様に、「*綺麗が」「*綺麗を」とは言えない。
> 「安全な社会」「安全を追及する」「安全が問題になっている」というのはもっと普通に使われている。
「安全」はもとより名詞。
> 「安全な」は形容詞だが、「安全」は名詞だ、という理屈もなりたちえないだろうか。
それはありうる。正確には、名詞の「安全①」とナ形容詞語幹の「安全②」とがあるとする立場だろう。「自由」「元気」などでも同じことが起こる。
私は、「安全」「自由」「元気」は名詞、ただし「‐の」も「‐な」もとるとしておいたほうがいいと考える。
「無傷」は「*無傷が」「*無傷を」と言えないので名詞ではないが、「*無傷な」とも言えず「無傷の」となる。
「‐な」をとれないナ形容詞語幹と呼ばざるをえない。「‐の」か「‐な」かに拘るべきではないだろう。
387:NL
10/04/20 01:10:07 0
形容動詞 など ぬえ みたいな 品詞 を たてるな。
388:名無し象は鼻がウナギだ!
10/04/20 01:44:48 0
>>387
そうですね。「ナ形容詞」「イ形容詞」であるべきです。
389:名無し象は鼻がウナギだ!
10/04/20 01:56:36 0
い形容詞
な形容詞
の形容詞
う形容詞(動詞連体形)
があるみたいですね。
390:名無し象は鼻がウナギだ!
10/04/20 02:17:40 0
>>385
> ん、何を言っているんだ?
> 「ナ形容動詞」と「ノ形容動詞」があるってことだろ?
「ナ形容動詞」「ノ形容動詞」は「ナ形容詞」「ノ形容詞」の勘違いだろうけど、
それはさておき、こっちは最初から「形容動詞説では」と前置きしてるんだけどな。
ま、それはそうと。広義の形容詞を、
「(狭義の)形容詞」と「形容動詞」に大別する立場と、
「イ形容詞」と「ナ形容詞」に(連体形語尾から)大別する立場がある。
それらとは別に、「体言+格助詞ノ」「動詞連体形」「体言+的」等を、
それぞれ「*ノ形容詞」「*ウ形容詞」「*テキ形容詞」等と見なす立場もありうる
(ただし活用しないので、*形容詞的付加語とでも呼ぶべきか)。
と、こういうことかな。
391:390
10/04/20 02:31:08 0
訂正:
× それらとは別に、「体言+格助詞ノ」「動詞連体形」「体言+的」等を、
× それぞれ「*ノ形容詞」「*ウ形容詞」「*テキ形容詞」等と見なす立場もありうる
↓
○ それらとは別に、「体言+格助詞ノ」「動詞連体形」「体言+的ナ」等を、
○ それぞれ「*ノ形容詞」「*ウ形容詞」「*ナ形容詞」等と見なす立場もありうる
392:名無し象は鼻がウナギだ!
10/04/20 07:06:07 O
「○○が」「○○を」と言えれば「○○」は名詞だから、「*ノ形容詞」は要らない。
「*ノ形容詞」語幹と呼ぶべきものがあるとすれば、「無傷」「最悪」等だろう。
「*無傷が」「*最悪を」「*無傷な」「*最悪な」「無傷の」「最悪の」「無傷だ」「最悪だ」
しかしこれらもナ形容詞語幹の変種と考えればよい。
動詞と形容詞とは、叙述辞 -u~-ru をとるか -i をとるかで分類されている。
名詞を修飾する動詞を「*ウ形容詞」と呼ぶのはダブル・スタンダードになり、認められない。
393:名無し象は鼻がウナギだ!
10/04/20 11:46:36 0
>>390
本当に分からない奴だな
「ナ形容動詞」が「だろ、だっ/で、だ、な、なら」で、
「ノ形容動詞」が「だろ、だっ/で、だ、の、なら」ってことだよ
「ノ形容詞」だろうが「ノ形容動詞」だろうがどうでもよい
「ナ形容詞」を使っている人に対しては「ノ形容詞」を
「形容動詞」を使っている人に対しては「ノ形容動詞」をぶつけているだけだ
394:名無し象は鼻がウナギだ!
10/04/20 13:32:56 0
>>393
ああ、そういうことね。いや、わざわざすまなかった。
うん、なかなかうまい纏め方かも知れないね。
活用は助動詞「だ」に倣って「だろ、だっ/で、だ、(の)、なら、○」として、
動詞と同じ様にゼロ語幹の連体形を名詞としても用いることができる、とすればいい。
395:394
10/04/20 16:28:13 0
ごめん、また訂正:
× 動詞と同じ様にゼロ語幹の連体形を名詞としても用いることができる、とすればいい。
↓
○ 動詞と同じ様にゼロ語尾の連体形を名詞としても用いることができる、とすればいい。
396:名無し象は鼻がウナギだ!
10/05/28 14:26:35 0
すいません、海外番組でちょくちょくきく「~とみなしました」というのに
違和感を感じるのですが、自然な言い回しでは何と言うのでしょうか?
たとえば「○○教は異教徒を悪魔とみなし、同情すべきではないと考えました。」
397:名無し象は鼻がウナギだ!
10/06/23 23:05:28 0
終助詞の「か」を、文末に置いて疑問形を作る語だと教えている日本語教材があるのですが、
これは文法的には間違いであるように思います。
疑問形にするためには「か」にイントネーションがなければいけないわけで、
そういう意味では「の」や「ね」も、同様にイントネーションしだいで疑問形を作ります。
398:名無し象は鼻がウナギだ!
10/06/27 00:46:34 0
初めて外国語の質問みたいに日本語の質問をします
~けど、 が2回続くとどうしてもへんな感じになるのですがどうすればもっと自然になるのでしょうか。
このスレは長髪ヲタが多いけど、俺は長髪ヲタじゃないけど、この子は(長髪も)似合ってて可愛いな。
399:名無し象は鼻がウナギだ!
10/06/27 23:22:33 0
お0い
400:名無し象は鼻がウナギだ!
10/06/28 18:28:21 0
>>397
> 疑問形にするためには「か」にイントネーションがなければいけないわけで、
これが間違い。
「の」や「ね」の場合、イントネーションに頼らないと疑問文にならない。
という事は「の」「ね」には疑問形を作る機能はなく、イントネーションの方に
疑問形を作る機能がある、ということになる。
しかし「か」はこれとは違う。「か」があれば、イントネーションによって
訊ねたい気持ちの大小はあっても、まずは疑問形という形式を作る。
下降の「か」疑問文は必ずしも回答を求めていない「確認」の文だったりもするが、
これに対して疑問文に対するように肯定なり否定なりで回答してもいい。
という事は、下降イントネーションの「か」の文・確認文にも疑問文の機能は
引き継がれている事になる。
「終助詞『か』は疑問形を作る」と教材に説明したあったからと言って、
「疑問形は終助詞『か』によってのみ作られる」と言っているわけではない。
401:名無し象は鼻がウナギだ!
10/07/03 11:55:45 0
確認を求めるのは疑問形そのものですが、
教えてくれたことに対して「そういうことでした《か》。そちらの事情はよーく分かりました」と納得して
応答する文形、表現形がありますよね?
これは確認を求めているわけではなく、質問形・疑問形とはまったく違うように思うのですが。
もしもこれが「確認」している意味を暗に持っているとしても、
「そういうことでした《ね/の》。そちらの事情はよーく分かりました」の「ね」や「の」だって
相手に再確認・共通理解を求めるニュアンスをそれとなく含んでいる終助詞であると思うわけです。
402:名無し象は鼻がウナギだ!
10/07/03 12:39:05 0
1についての説明
2の上位互換
この場合、1は2より優れている。でよいですか?
403:名無し象は鼻がウナギだ!
10/07/03 13:01:27 0
>>401 自己レス
その場合、「ね」はたしかにちょっと種類が違うね。でも、「の」と「か」は似たようなものかと。
親しい間柄の日常会話では疑問形に「か」よりも「の」を使うことが意外と多いのも分かる気がする。
「か」を使うと少し粗暴な表現になるか、それとも、文章的でひどく形式張った表現になってしまう。
404:名無し象は鼻がウナギだ!
10/07/03 18:16:53 0
>>403
「そういうことでしたの(?)」とは言わないでしょ。確認でない単純疑問でも。
それに、「か」には「疑問」を離れた「説明」の用法がない。つまり、ある事柄について
「私は知っている&あなたは知らないだろうと私は予測する」状態では
「か」を使えない。
「私は(確実には)知らない」という状態の時はじめて「か」が使える。
( )内とイントネーションはランダム。なお女性語では敬語以外「か」を
避けるという独自の制約があるので、結果として「の」を語尾に取り
イントネーションに依存する確認タイプの疑問文を多用する事になる。
しかし、だからといって女性語でも終助詞「の」の平叙文での機能が「説明」
でなくなったわけではないし、疑問文があくまで[「説明」+上昇イントネーション]
によって派生した「確認」の形式である事にはかわりない。
全体を見てその使用範囲内でそれぞれの助詞を特徴付ける用法を見れば、
「の」は説明の助詞、「か」は疑問の助詞という事になる。
405:名無し象は鼻がウナギだ!
10/07/06 00:18:10 O
山田孝雄の『日本口語文法』にて
左行三段活用の「す」といふ動詞は、漢語、外国語その他を動
詞とする力をもっている。
即ちそれらを動詞とするにはそれらにこの「す」を添へればよ
いのである。
さうして出来た動詞は皆左行三段活用の動詞といふことが出来
る。
この「す」は古く名詞を動詞とするものにも用いられたが、
現今の口語では皆既に成立した動詞と認めるべきものであるか
ら、ここにはいはない。
とあるのですが、上記における「現今の口語では皆既に成立し
た動詞」というのは例えばどんな動詞でしょうか?
406:名無し象は鼻がウナギだ!
10/07/06 21:51:36 0
"論ず"とかじゃね?