08/03/17 00:53:50 0
大分前に「科学」で特集をやっていたな。
どこぞの先生たちが「日本語では論理的な文章を書けないから英語にすべきだ」と、
鼻息荒く書いていた。
で、その後に言語学者と翻訳者の記事が載っていたんだが、その人たちの論旨は
「論理的な文章を書けない言語というものは存在しない」「論理的な文章を書けない
のは、著者の能力の問題だ」というもの。
実際、ネイティブのはずの人間が英語で書いた「論文」でも、論旨不明だったり主語
やら時制がねじれている文章なんていくらでもある。
仮に「日本語より英語の方が…」という事象があるとすれば、それは言語の特性と
いうより、「母語である日本語と違って、書き散らすのが難しく注意して書くため」と
いうことじゃないかと思うね。