06/08/28 21:56:37
>ヨーロッパ語の r ≒ 韓語の r、ヨーロッパ語の l ≒ 韓語の rr ととらえられ、
>それらは互いに明確に区別されている。
>そうだとしても、借用語の中の r と rr とが異なる音素と認識されていることに変わりはない。
>韓語の r はヨーロッパ語の r に、韓語の rr はヨーロッパ語の l にそれぞれ対応し、互いに区別されている。
朝鮮語でのr[r]とrr[l:]の違いは、単に長さの違いによって認識されていて、
lとrの対立自体を表現しているわけじゃないのではないか?って事なんだけど。
たとえば、短いlを朝鮮人に聞かせればrと認識するんじゃない?
そして、長いrというか、イタリア語のrを長めに発音したものを聞かせれば、
これをrr=[l:]として認識するんじゃないかな?
これはテストしてみないと分からないけれど。
>表記だけを問題にすると、
>スペイン語の l と ll、r と rr も対立しないことになってしまうが、
>それぞれ別の音素を表している。
スペイン語では、llはlの長音ではないし、rrもrの長音ではないでしょう?
lとll、rとrrは朝鮮語のように交代現象で現れるわけじゃないし。