07/01/24 19:11:01
>>918
枕草子は平安時代の後半場所は今の京都市の中心部ら辺だが、現代に至るまで、
連綿と同じ表現がでてきている。「雪のいと白き」も「林檎の赤いん買うてきて」
も“の”用法は同じ。リンカーやなんかとは別のもの。
形容詞のカリ活用云々は確かに副詞的な用法をする「~く」に「あり」が融合した
ものだが、べつに、それが存在動詞の融合なんていっているのかい?
とんだ見当違いだ。
形容詞も形容動詞も動詞ひっくるめて良いほどに差はなくて、だから、敢えて、
「用言」と言ってるんだがね。
「雪の降りたるはいふべきにもあらず」にある「の」も「霜のいと白きも」
の「の」も同じなんだよ。