06/10/05 22:27:35
エスペランチストさんってば、かなり混乱しているようで。
エスペラント語の造語法なんていうのは、これからの時代はほとんど必要
ないし、むしろあることによって、非常に面倒なことが起こる。
これほどまでに国際化した状況では、多くの言語の語彙がそのまま使われ
るようになる。たとえば、テロで有名になった「アルカイダ」だ。
この「アルカイダ」は、英語にすれば、The Base という意味なんだそうだ。
普通名詞に近いものだ。アルは、もちろん冠詞だ。カイダは、「基地」を
表す。だったら、なぜに、"The Base" と訳さないのか?
今後、多くの言語の語彙は、どんどんそのまま使われる。それが国際化した
ときのそのままの形で、その特定の意味をもつような形になるわけだ。
日本語の「わびさび」は、そのまま wabi-sabi としかいいようがない。
apology-and-rust とかやるかな?
エスペラントではどうか? wabia sabio とでもやるか?変だろ。
げんなまでそのまま語彙がどんどん流入してくるような状況では、
語彙の活用はないほうがいい。語尾変化などあればそれだけ面倒だ。
文法もどんどん孤立語化する。
それに、科学や政治、学問などの領域で使う知的語彙はすべて対応が
つくようになっている。訳す必要もない。あとは慣れるだけのことだ。
これが、国際化した社会だ。そのとき、英語がさしあたりもっとも有益
だ。