06/10/04 22:23:53
>>646
臭くは無いでしょう。言語は無臭ですよ。
確かにそういった古典語や民族語にはそれ特有の楽しさがありますね。私も
それは感じていますし、これからの日本人に大切なことだと思います。私が
やったフランス語の不規則活用も文例と共に覚えればいいし、何がなんだか
わからないアラビア語の不規則活用も自然と身につきます。そんな瞬間は私
も楽しい。歴史を発掘する楽しさがあります。私も数ヶ月前まであなたのよ
うな考えをしていました。
ですが、民族語はそこから自分で創造する楽しさがない。創造はできるけれど
外国語の誤った用法・表現でしかない。そこで私はこれらの民族語を自分の
記述言語とする不自由を感じました。ですがエスペラントなら歴史や文化の
慣例による用法・表現というのが無い。何しろ歴史が浅いですから。けれど
大量の翻訳文学と原作文学があり、読み解く面白さはあります。100年以上前
のUnua Libro(『最初の本』)を読む事だってできます。つまり「読む楽し
さ」と「書く楽しさ」を同時に味わるんです。僭越な言い方をさせてもらえ
れば自分がまだまだダンテやキケローになれるんですよ。もしくはダンテや
キケローと同時代人にね。639さんの言語に対する姿勢は尊敬しますし私もそう
いった面は忘れないようにしています。(時々忘れる。)ただ、私は私なりに
このエスペラントを楽しんでいます。「その先が無い」というのはただ単にあな
たがその先を無くしてしまったからじゃないでしょうか?「その先」はあなた
だって作れますよ。もっと自分に自信を持ってください。