06/10/04 03:39:19
いや、だからエスペラントは実用じゃなくて、
将棋とか囲碁みたいな遊びとして、
なにか英文見たとき、「エスペラントならなんと言う?」
みたいに子供たちが遊ぶ、とかそういう感じだよ。
その遊びには、形容詞がaで終わるっていう知識が必要だ。
それを知ることをとおして、形容詞という品詞があると知る。
それには補語になる叙述用法と、名詞を修飾する限定用法がある、
ということも、英語だけだったら意識下にあることが
はっきりと分かるようになる。
英語みたいに発音記号で補わなくてもそのまんま読める、ということを知れば
英語圏の人は「ああ、よその国の人は、knifeを”クニフェ”と読んでしまうかも」
と、外人への配慮を学ぶ。
そういう、おそらくは共通言語としての覇権を持ち続けるであろう英語を
相対化するためのスパイスとして、ありうるわけだ。
そのためには、エスペラント語辞典5000円とか言わずに
コンビニ、キオスクで売ってるような文庫や新書みたいに気軽に入手できるように
しなくてはならない。
ザメンホフは著作権を主張しなかったんだから、そしてそれがエスペラントの
他の人工言語に対するアドバンテージだったんだから、
後発者もそれに従うべきだな。
いっぽうでエスペランティストがその気でも、
かつて日本などでも特高にマークされてたみたいに、
社会の側に迫害、弾圧の空気があると、余分なコストがかかる。
早口言葉とか回文のような言葉遊びとして社会にへばりついていけばいいのさ。
高慢なエスペランティスト、イラネ。