06/09/01 23:02:22
>>181
ジャマイカクレオールや、あるいは、バルバドスのベイジュン英語などは、
標準英語から、クレオールまでがグレースケールで、結局、標準英語がだんだん
と変化してクレオールになってしまう。文法はもちろんかなり違うんだけれど。
その意味で、現在の国際英語が普及する中、次第にネイティブ的な表現の中で
国際的にわかりやすいものだけが残り、また、ネイティブでない人の間違い
やすい言い回しなどが、ある程度間違った形でも容認されるような状況になる
と、自然と、言語はピジン的なものになるだろうと思う。で、それが普及する
過程で、クレオール化もするだろう。
たとえば、多重動詞構文みたいなものは、クレオールでは普通に使われるが、
標準英語では決して使わない、といいつつ、多重動詞構文はネイティブにとって
も非常に理解しやすい言い回しだったりする。そうなると、当然非ネイティブは
こういう簡単に作れる構文で、ネイティブにも受け入れられる言い方をするだろう
し、そういうものが固定的になってくる可能性が高い。