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イントネーションというかアクセントは少しずつ違う。
岡山の大部分から広島南東部にかけては内輪東京式、
鳥取の中西部と岡山の北西部から広島の大部分にかけては中輪東京式、
鳥取の西部は外輪東京式。
内輪東京式の地域では名、葉、日など一拍名詞二類の語が平板型ではなく頭高型になり、
「日に当たる」と「火に当たる」のアクセントが同じになる。
また、「赤い」「浅い」「厚い」「甘い」のように共通語で平板型の形容詞が
「熱い」「青い」「淡い」のように起伏型で発音される。
外輪東京式の地域では、「石」「岩」「歌」「音」「川」「串」「旅」「梨」「夏」「旗」「冬」「雪」など
ニ拍二類の語が尾高型ではなく平板型になる。
イントネーションの部類に入るが、○で拍を、=で平板型であることを、┐で下げ核の位置を表すと、
左から共通語、内輪東京式のうち福山・尾道地方、鳥取で、
○○= 低高 高高 低低
○○┐ 低高 高高 低高
○○○= 低高高 高高高 低低低
○○┐○ 低高低 高高低 低高低
○○○┐ 低高高 高高高 低低高
のような発音になる。